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調査リポート

QRコード決済で利用頻度最多は「PayPay」、満足度トップは「メルペイ」――MMD研究所が調査

MMD研究所が「2019年7月 QRコード決済の満足度調査」の結果を発表。利用頻度が最も高いサービスは「PayPay」で、約7割が1週間に1回以上利用。利用上位6サービスのうち、総合満足度トップは「メルペイ」となったという。

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 MMD研究所は7月18日、「2019年7月 QRコード決済の満足度調査」の結果を発表した。この調査は「2019年7月QRコード決済利用動向調査」で利用率の高かった上位6サービス「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「d払い」「au PAY」「メルペイ」を利用する18歳〜69歳の男女600人(各サービス100人)を対象とし、6月14日〜6月18日に調査したものとなる。

 現在メインで利用しているQRコード決済サービスを知ったきっかけは「公式サイト」が20.2%、「関連アプリ上での案内」が17.3%、「企業からの配信メール」が12.8%。サービス別に上位5位までの項目を抜き出すと、PayPayはトップが「テレビCM」、LINE Pay、楽天ペイ、d払いは「公式サイト」、LINE Pay、au PAY、メルペイは「関連アプリ上での案内」となった。

2019年7月 QRコード決済の満足度調査
2019年7月 QRコード決済の満足度調査

 使い始めた理由を複数回答で聞いたところ「ポイントがたくさん貯まるから」が44.0%、次いで「キャンペーンを知って興味を持ったから」が43.5%、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が26.0%。サービス別に上位5項目を抜き出してみると、PayPay、LINE Pay、メルペイはトップが「キャンペーンを知って興味を持ったから」、楽天ペイ、d払い、au PAYは「ポイントがたくさん貯まるから」という結果になった。

2019年7月 QRコード決済の満足度調査
2019年7月 QRコード決済の満足度調査

 サービスの利用頻度について「1週間に1回以上利用する」という回答は、各サービス別で「PayPay」が73.0%、「LINE Pay」が65.0%、「楽天ペイ」が63.0%、「メルペイ」が54.0%、「au PAY」が51.0%、「d払い」が47.0%。利用頻度が最も高い「PayPay」は、利用者の約7割が1週間に1回以上利用していることが分かった。

2019年7月 QRコード決済の満足度調査

 満足度をそれぞれ聞いたところ「満足」「やや満足」をあわせた総合満足度が最も高かったのは「メルペイ」で71.0%、次いで「LINE Pay」が68.0%、「楽天ペイ」が66.0%となった。一方「やや不満」「不満」をあわせた総合不満度は、全サービスで10%に満たない。

2019年7月 QRコード決済の満足度調査
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 また、メインで利用しているQRコード決済サービスを家族や友人に勧めるかどうか10点満点の点数を付けてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出した。9点から10点をつけた推奨者は18.2%、7点から8点をつけた中立者は45.2%、0点から6点をつけた批判者は36.7%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-18.5。サービス別のNPSは「メルペイ」が2.0で最も高い。

2019年7月 QRコード決済の満足度調査

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