ニュース
楽天カードが「Google Pay」に対応 AndroidスマホでもQUICPayを利用可能に
楽天カードが「Google Pay」の非接触ICカード決済機能に対応。全国の「QUICPay」「QUICPay+」加盟店で利用できるようになった。
楽天カードは7月23日、同社の発行するクレジットカードが「Google Pay」に対応したことを発表。おサイフケータイに対応するAndroidスマートフォンにおいて、ジェーシービーが提供する非接触決済「QUICPay」「QUICPay+」を利用できるようになった。
(以下、QUICPayとQUICPay+は特記のない限り「QUICPay」と表記する)
サービスの概要
Google Payで楽天カードのQUICPayを利用するには、以下のものが必要となる。
- おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォン(Android 5.0以降)
- 最新バージョンの「Google Pay」アプリ
- バージョン6.1.5以降の「おサイフケータイ」アプリ
- Visa、Mastercard、JCBブランドの楽天カード
記事執筆時現在、American Expressブランドの楽天カードではQUICPayを利用できない。またローン専用カードやバーチャルプリペイドカードなど、一部のカードには対応しない。
QUICPayとして利用できる楽天カードをGoogle Payに登録してある場合は、以下の手順を踏むとQUICPayを使えるようになる。
- 「支払い」タブをタップ
- 登録済みの楽天カードを選択
- 「非接触決済用に選択する」をタップ
- セキュリティコードなど必要事項を入力し「次へ」をタップ
- ダイアログボックスが出たら「続行」をタップ
- 規約を確認し「同意して続行」をタップ
- 登録完了画面が出るのを待つ
まだ登録していない場合は、Google Payの支払い方法に追加する過程でQUICPayの登録も済ませることができる(利用を希望しない場合はスキップすることもできる)。
楽天カードにおけるQUICPayの1回当たりの決済限度額は以下の通り。総利用限度額はひも付けているカードと共有される。
- QUICPay+加盟店:2万9999円(税込)
- QUICPay加盟店:2万円(税込)
QUICPayでの利用分は、通常の楽天カードと同様に「楽天スーパーポイント」の付与対象となる(100円につき1ポイント)。
関連記事
- Google Pay×iD さっそくセットアップしてみた
5月29日、Google Pay(日本向け)がNTTドコモの非接触決済「iD(アイディ)」に対応しました。早速、手持ちの「おサイフケータイ」対応スマホと「SMBCデビット」の組み合わせでセットアップしてみました。 - Google Payが「iD」に対応 まずは「SMBCデビット」「ライフカード」から
NTTドコモの非接触決済「iD(アイディ)」が、Google Payを介して利用できるようになった。まずは「SMBCデビット」と「ライフカード」から対応する。 - 「モバイルSuica」定期券の継続はGoogle Payでもできる
モバイルSuicaでは定期券も買えます。実は継続定期ならGoogle Payでも購入できるって知ってました? - 「Pixel 3」の“おサイフケータイ対応”とGoogle Payを取り巻く最新事情
米Googleは10月9日(米国時間)に「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発表する見込み。これら新機種では、Google製端末初の“おサイフケータイ”対応を実現することが複数の関係者の話として伝わってきている。今回はPixel 3からみる最新の「おサイフケータイ」事情についてまとめてみたい。 - 送金・決済アプリ「Kyash」がGoogle Payに対応 QUICPayで支払い
送金・決済アプリ「Kyash」が、10月9日にGoogle Payへ対応。これより国内約72万台の「QUICPay」対応店舗で利用できるようになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.