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「iOS 13」配信開始 ただし「iOS 13.1」が5日後に早まる
iPhoneの最新OS「iOS 13」の配信が始まった。なお、次期アップデート「iOS 13.1」が異例に早く、5日後の25日に予定されている。当初9月30日と告知されていた「iPadOS」の配信も25日に早まった。
Appleが9月20日(日本時間)、「iOS 13」の配信を開始した。対応機種は、iPhoneが「iPhone SE」以降、iPodが「iPod touch(第7世代)」。iPadの新しいOS「iPadOS」は25日に配信される。
アップデートはWi-Fi経由でiOSデバイスから、またはiTunes経由で行える。
iPadOSはこれまで、「9月30日登場」となっていたが、25日に変更された。同時に、「iOS 13.1」も25日に配信されると米9TO5Macなどが報じた。iOS 13のページで、最初のアップデートで可能になるとされていた「Siriショートカット」などの新機能が「2019年9月25日より利用できます。」となっていることで裏付けられた。
米Wiredは、「もし5日間アップデートを我慢できるなら、iOS 13.1まで待つ価値はある。そうすればもっと安定性が高いはずだ」としている。
iOS 13では、ダークモードや新しい写真アプリ、Apple Arcadeなどの新機能が使えるようになる(新機能についてはまとめ記事を参照されたい)。
セキュリティ関連の修正も行われる。本稿執筆現在、セキュリティアップデートのページには、まだ修正の詳細は表示されていない。
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