UQがWiMAX 2+の新プラン「ギガ放題」を10月1日から提供 月額3880円、解約金は1000円に
UQコミュニケーションズが、「WiMAX 2+」向けの新料金プランとして、新「ギガ放題」を10月1日から提供する。月額3880円(税別)で、WiMAX 2+のデータ通信を、原則として上限なしで利用できる。契約年数は2年で、2年以内に解約すると、1000円の契約解除料が発生する。
UQコミュニケーションズが、「WiMAX 2+」向けの新料金プランとして、新「ギガ放題」を10月1日から提供する。
月額3880円(税別、以下同)で、WiMAX 2+のデータ通信を、原則として上限なしで利用できる。なお、前日までの直近3日間でWiMAX 2+とLTEの通信量が10GB以上になると、18時頃から翌日2時頃までの通信速度を1Mbpsに制限する。
契約年数は2年で、2年以内に解約すると、1000円の契約解除料が発生する。なお、2年契約で「自動更新なし」を選択する場合は、26カ月目以降の料金が170円高い月額4050円となる。「期間拘束なし」の選択もでき、その場合も月額4050円となる。
MVNOサービス「UQ mobile」と合わせて利用すると、月額300円の「ギガMAX月割」が適用される。
新ギガ放題の提供に伴い、「UQ Flatツープラス(2年/3年/4年/期間条件なし)」と「UQ Flatツープラス ギガ放題(2年/3年/期間条件なし)」のプランは、9月30日で新規受付を終了する。
新ギガ放題は、現行のUQ Flatツープラス ギガ放題を改良したもので、月額500円値下げしている。ただし10月1日以降は端末(Wi-Fiルーター)の割引が適用されなくなるため、その分、通信料金を割り引いた形だ。
なお、2020年3月にサービスを終了する予定の、旧WiMAXのユーザーがWiMAX 2+に移行する場合は、新ギガ放題が適用され、料金は3880円より安い月額3696円となる(2年契約の場合)。
今回のプラン改定は、10月1日から施行される、改正電気通信事業法の内容に沿ったもの。解約金は1000円まで、期間拘束あり/なしプランの差額は170円以内にすることを、ピッタリ守った形だ。WiMAX 2+の端末割引については、これまでは、新規契約ユーザーには一定額を、機種変更のユーザーにも契約期間に応じて端末代金を割り引いていた。改正法では通信の継続利用を条件とする端末割引が禁止されるため、UQ WiMAX 2+でも従来のような端末値引きはなくなる。
既存のWiMAX 2+ユーザーが更新期間以外に新ギガ放題に移る場合、各プランの契約解除料が発生する。
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