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普段の支払い方法で「QRコード決済」は22.5% メイン利用は「PayPay」が最多――MMD研究所調べ

MMD研究所が「QRコード決済の支払い方法に関する調査」の結果を発表。普段の支払い方法は「現金」が最も多く、「QRコード決済」は22.5%となった。メインで利用しているQRコード決済サービスは「PayPay」が最多だった。

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 MMD研究所は10月29日、9月27日から9月30日にかけて実施した「QRコード決済の支払い方法に関する調査」の結果を発表した。調査対象はスマートフォンを所有する18〜69歳の男女3万5000人。

 対象に普段の「支払い方法」について複数回答で聞いた所、「現金」が89.7%と最も多く、「クレジットカード・デビットカード」「カード型の交通電子マネー」がそれに続き、「QRコード決済」は22.5%、「非接触スマホ決済」は14.0%となった。

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普段の支払い方法

 普段の支払い方法でQRコード決済を利用していると回答した7876人を抽出し、メインで利用しているQRコード決済サービスを聞いた所、「PayPay」が44.2%と最も多く、「楽天ペイ」が17.1%、「LINE Pay」「d払い」がそれぞれ13.6%という結果になった。PayPayは、他のQRコード決済よりも多く使われている様子がうかがえる。

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メインで利用しているQRコード決済

 さらに、メインで利用しているQRコード決済サービスにおいて登録している支払い方法について聞いた所、クレジットカード連携が出来るサービスでは59.3%がクレジットカードを支払い方法として登録し、他サービスを経由してチャージするサービスでは29.6%が他サービスを経由してチャージしていることが分かった。

 ATMでの現金チャージに対応するサービスでのATMチャージの利用率は22.0%、銀行口座からのチャージに対応するサービスでの口座チャージの利用率は51.5%、レジでの現金チャージに対応するサービスのレジチャージの利用率は19.8%、クレジットカードからのチャージに対応するサービスでのクレジットカードチャージの利用率は43.7%となった。

 スマホ(携帯電話)料金と合算払いできるサービスにおける合算払いの利用率は65.5%、銀行口座連携できるサービスにおける口座連携利用率は56.3%だった。

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サービスごとの対応支払い方法
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支払い方法別の利用率

 一方、QRコード決済を利用していないユーザーにQRコード決済の利用意向を聞いた所、「利用したい」と「やや利用したい」が合わせて27.6%となった。QRコード決済の利用意向者と利用者を対象に、利用してみたいQRコード決済の登録支払い方法・チャージ方法を聞いたところ、62.7%が「クレジットカード連携」と回答した。次いで「クレジットカードからの連携」「銀行口座連携」の順となり、銀行やクレジットカード以外の方法では「ATMでの現金チャージ」が18.9%、「レジでの現金チャージ」が17.6%となった。

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利用してみたい支払い・チャージ方法

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