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ドコモの「+メッセージ」が公式アカウントに対応 法人向け配信サービスも開始
NTTドコモの「+メッセージ」アプリが公式アカウント機能に対応。アプリを最新版に更新すると利用できるようになる。合わせて、法人向けに公式アカウントとして+メッセージ(またはSMS)を配信できるサービスの提供も12月から開始する。
NTTドコモは10月31日、3キャリア共通メッセージングサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」において「公式アカウント」の提供を開始した。+メッセージアプリを最新版にアップデートすると利用できる。
- →ダウンロードリンク(端末によって適切なアプリマーケットへ遷移)
合わせて、同社は公式アカウントを2つ開設した他、法人や自治体を対象とする配信代行サービス「メッセージコネクト」の提供を12月から開始する。
ドコモ版の+メッセージアプリは、Android端末用なら「docomo Applicaton Manager」(左)または「Google Play」(中)から、iPhone/iPad用なら「App Store」(右)からダウンロードできる(iPhone/iPad用アプリは全キャリア共通)
公式アカウント機能
+メッセージの公式アカウント機能は、企業と個人とのコミュニケーションを円滑化することを主目的として4月に発表されたもの。6月からはau(KDDIと沖縄セルラー電話)でサービスを開始済みだ。
ドコモが開設した公式アカウントは「ドコモあんしん遠隔サポート」と「DOCOMO IR News」の2つ。前者はチャット形式でスマートフォンやタブレットの使い方や設定について教えてもらえるアカウントで、後者はドコモの投資家向け情報を配信するアカウントだ。
メッセージコネクト
メッセージコネクトはドコモが+メッセージ/SMS配信代行サービスで、専用サイトで、または専用APIを介して端末や用途に合わせて適切な手段でメッセージを配信できる。+メッセージでの配信は「公式アカウント」扱いとなる。
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