2019年を振り返る(12月編):auが「Pontaポイント」に合流へ/スマホに1.08億画素カメラは必要?:Mobile Monthly Top10
キャッシュレスでは先行していたものの、ポイントプログラムではある意味で遅れを取っていた「au WALLET」。それを挽回すべくKDDIが下した選択は、「Pontaポイント」への合流でした。
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年も明けた所ではありますが、この記事では2019年12月のアクセス数のトップ10を見ていきます。
ITmedia Mobile Monthly Access Top10
2019年12月1日〜2019年12月31日
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- 年末はお得にキャッシュレス! スマホ決済12月のキャンペーンまとめ
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12月は“年末”ということもあり、仕事面でも忙しくなりがちですが、年によってはインパクトのある発表が立て続けに行われることもあります。
ランキングの1位は、KDDI、ロイヤリティ マーケティング、ローソン、三菱商事の4社がポイントプログラムなどの面において提携することに関する「石川温のスマホ業界新聞」からの転載記事でした。
KDDI(と沖縄セルラー電話)は、独自のポイントプログラムとして「au WALLET ポイント」を有しています。このポイントはau通信料金や「au WALLET プリペイドカード」「au WALLET クレジットカード」や「au PAY」などの決済などでためられます。たまったポイントは、au通信料金の一部、「データチャージ」の購入やau WALLET プリペイドカードへのチャージなどで利用可能です。
しかし、NTTドコモの「dポイント」、あるいはソフトバンクが利用する「Tポイント」と比べると、au WALLET ポイントは入口(ためられる機会)と出口(使える機会)が乏しいという弱点があります。そこでKDDIは、au WALLETポイントをローソンなどが共同で利用している「Pontaポイント」に統合するという決断をしました。このことは非常にインパクトが強く、12月のトップ10には入っていないものの、発表内容をまとめた記事も多くのアクセスを集めました。
ただし、具体的な統合に向けた動きはまだ明らかとなっていません。SNSでの反応を見る限り、Pontaポイントとdポイントの相互交換がどうなるのかを不安視する声が特に多いようです。果たしてどうなるのでしょうか……。
12月といえば、中国Xiaomiの1億800万画素カメラ搭載スマホ「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」が発売されたことも話題となりました。購入前の情報収集を目的としてか、Mi Note 10のレビュー記事も良く読まれました。
スマホに限らず、デジタルカメラは画素数が高ければ高いほど画質が良いというわけではありません。レンズの品質や、最近では撮影した映像の処理エンジンのできばえも画質を左右する重要な要素です。
しかし、物理的なズームレンズを搭載することが難しいスマホにおいては、デジタルズーム時の画質向上や、画素合成による画質改善といった形で高画素センサーを活用するケースもあります。Mi Note 10の1億800万画素カメラも、どちらかというとその文脈で搭載されたもののようです。
しかし、高画素センサーで撮影したり、先述の画質向上・改善処理をしたりする場合、スマホのプロセッサ性能や、内蔵ストレージ(場合によってはmicroSD)の書き出し速度も非常に大切な要素です。Mi Note 10はミドルレンジ向けの「Snapdragon 730G」を採用していますが、チューニングをしっかりしているためか、いわゆる「待たされ感」は思ったよりも少ないです。「これでもっとハイエンドなプロセッサを使ったらどうなるんだろうなぁ」と思うと胸が弾みます(価格で真顔になる可能性も否定できませんが)。
ともあれ、日本での商用5Gが始まろうとしている昨今、そのユースケースとして「超高解像度写真」が来るのかどうか、個人的には多いに注目しています。
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