縦折りスマホ「razr」、米国で2月6日発売 公式動画で「画面のバンプは正常な状態です」
Motorolaが縦折りスマートフォン「razr」を北米で2月6日に発売すると発表。価格は1500ドル(約16万円)で、Verizonが独占的に扱う。公式YouTubeチャンネルで新しい関連動画が多数公開された。
中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは1月26日(米国時間)、縦折りスマートフォン「razr」の北米での予約受付を開始した。発売は2月6日で、価格は1499.99ドル(約16万円)。まずは米Verizonが独占的に扱う。
razrはMotorolaが昨年11月に発表した縦方向に折りたためるAndroid端末。開いた状態のディスプレイは6.2型(876×2142ピクセル)のpOLED(プラチック基盤を用いた有機ELディスプレイ)で、閉じた状態の外側のサブディスプレイは2.7型(600×800ピクセル)のgOLED(ガラス基板の有機ELディスプレイ)だ。
Motorolaは同日、razrを紹介する6本の動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。その中の1本で、「SCREEN IS MADE TO BEND; BUMPS AND LUMPS ARE NORMAL」(画面は折りたためるようになっています。表面の凹凸は正常の範囲です)と説明している。また、保護フィルムを貼らないように、はっ水加工されているがぬれたらすぐに乾いた布で拭くように、ポケットなどに入れる前に閉じた状態にするように勧めている。
主なスペックは以下のとおり。
Motorolaは米Engadgetに送った声明文で、北米以外での発売日については各地域で発表する予定だと語った。
韓国Samsung Electronicsも2月11日開催のイベントで縦折りスマートフォンを発表するとみられている。
同日公開された動画は公式チャンネルで視聴できる。
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