子どもやシニアに優しい洗えるスマホ「arrows Be4 F-41A」登場:ラジスマです
ドコモのミドルレンジスマートフォン「arrows Be」シリーズに第4世代が登場。MILスペックに準拠した丈夫さや、泡ハンドソープで洗えるボディーは保ちつつ、子どもやシニアの利用に配慮した機能を充実させた。
NTTドコモは6月以降、富士通コネクテッドテクノロジーズ製のLTE(4G)スマートフォン「arrows Be4 F-41A」を発売する。
F-41Aは、ミドルレンジスマホ「arrows Be」の第4世代に相当し、2019年の冬モデル「arrows Be3 F-02L」の後継機種となる。ケータイ(フィーチャーフォン)からスマホへの乗り換えをする人や、子どもやシニア層の利用を想定しているという。
MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠して丈夫な、泡ハンドソープで洗えるボディー、スマホ初心者やシニア層が操作しやすい設定を一括して行う「シンプルモード」をF-02Lから引き継ぎつつ、アドレス帳に登録されていない電話番号から着信があった際に、相手に通知した上で会話を自動録音する「迷惑電話対策機能」や、スマホを子どもに手渡すことを想定し、利用できるアプリや使用時間を制限できる「ジュニアモード」新規搭載した。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 450」で、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。最大1TBのmicroSDXCメモリーカードも搭載可能だ。OSはAndroid 10をプリインストールする。おサイフケータイも利用可能だ。
ディスプレイはフルHD+(1080×2220ピクセル)の約5.6型有機EL。背面には指紋センサーがあり、画面の拡大/縮小やスクロールを行える「Exlider(エクスライダー)」に加え、指紋による画面ロック解除時に指定したアプリを自動で起動する「FAST フィンガーランチャー」に対応した(いずれも要設定)。
アウトカメラは1320万画素、インカメラは810万画素のシングル構成で、AI(人工知能)を活用したシーン認識にも対応している。
新機能として、FMラジオチューナーをarrowsスマホとしては初めて搭載した。受信アプリは、IPサイマルラジオ「radiko.jp(ラジコ)」の機能を統合した「radiko+FM(ラジコプラスエフエム)」で、FM波を受信できない場所でもインターネット経由で視聴を継続できるようになっている(配信対象局のみ)。なお、テレビチューナー(ワンセグ)は非搭載となった。
ボディーカラーはGold、Purple、White、Blackの4つを用意する。
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