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アリババ、約300人のビデオ会議が可能なスマホアプリ「DingTalk Lite」提供
アリババグループは、同社が提供するコミュニケーション・プラットフォームのライト版アプリ「DingTalk Lite」をリリース。300人以上が同時に参加できるビデオ会議機能、最大1000人が参加できる高精細ライブ配信機能、1対1のチャット機能などを利用できる。
「アリババクラウド」を提供するアリババグループは、4月9日にコミュニケーション・プラットフォーム「DingTalk」のライト版アプリ「DingTalk Lite(ディントーク・ライト)」をリリースした。ダウンロードは無料。
DingTalk Liteでは1000人の参加者を1つのライブ配信グループに招待し、同時にその配信を複数のグループで共有することが可能。地域に関係なく最大302人が参加できるビデオ会議機能も備え、画面共有やドライブ上でのファイル共有も行える。また、美顔効果機能である「ビューティー・モード」や録画機能も搭載している。
グループチャットには1000人までが参加でき、全員または特定の参加者に通知を送信できる。14カ国語での双方向翻訳が可能なAI翻訳機能にも対応し、企業や組織、チームの作成など簡単に連絡先を管理できる。
この他、日本のユーザー向けにDingTalkを利用したリモートワークに関するQA集「DingTalkリモートワークガイド 」、教育機関の円滑なオンライン授業の準備・実施をサポートするマニュアルも公開中。言語は日本語、英語、中国語(繁体字)に対応し、配信は日本、マレーシア、シンガポール、香港、マカオで行っている
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