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シャープ製Android端末に脆弱性 アップデートで対応
IPAとJPCERT/CCが、4月23日にシャープ製Android搭載端末に情報漏えいの脆弱性が存在すると発表した。対策方法として、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とJPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)が、4月23日にシャープ製Android搭載端末に情報漏えいの脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると発表した。
端末内のアプリにより、当該製品内の機微な情報を取得される可能性があると指摘。対策方法として、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。対象端末は以下のとおり。
- AQUOS SH-M02 ビルド番号「01.00.05」を含む以前のもの
- AQUOS SH-RM02 ビルド番号「01.00.04」を含む以前のもの
- AQUOS mini SH-M03 ビルド番号「01.00.04」を含む以前のもの
- AQUOS ケータイ SH-N01 ビルド番号「01.00.01」を含む以前のもの
- AQUOS L2(UQ mobile/J:COM) ビルド番号「01.00.05」を含む以前のもの
- AQUOS sense lite SH-M05 ビルド番号「03.00.04」を含む以前のもの
- AQUOS sense (UQ mobile) ビルド番号「03.00.03」を含む以前のもの
- AQUOS compact SH-M06 ビルド番号「02.00.02」を含む以前のもの
- AQUOS sense plus SH-M07 ビルド番号「02.00.02」を含む以前のもの
- AQUOS sense2 SH-M08 ビルド番号「02.00.05」を含む以前のもの
- AQUOS sense2 (UQ mobile) ビルド番号「02.00.06」を含む以前のもの
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