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ソフトバンクの25歳以下対象「50GBまで容量追加無料」措置が延長 5月31日まで
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ一環でソフトバンクが行っている25歳以下のユーザーを支援する措置が、5月31日まで延長されることになった。
ソフトバンクは、4月3日付に発表した25歳以下のユーザー(※)を対象とする「追加データ購入」「快適モード(オートチャージ)」の50GB(5万円相当)を上限に無償化する措置を5月31日まで延長する。
(※)契約者または登録された利用者の年齢
この措置は当初、総務省が4月3日付で行った「新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う学生等の学習に係る通信環境の確保に関する要請」を受けて4月30日まで行われる予定だった。
今回の期間延長は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象が全都道府県に拡大されたものを受けた措置であると思われる。
支援措置の概要
「ソフトバンク」「Y!mobile」両ブランドの25歳以下のユーザーを対象に、4月3日から5月31日までの「追加データ購入」「快適モード(オートチャージ)」について、50GB(5万円相当)まで無償化する。ソフトバンクブランドについては当該期間の「テザリングオプション」も無償提供する(要申し込み)。
ただし、快適モードの申し込みや追加データ購入の手続きは必要となる。「データシェア」を利用している場合、無償化対象の容量はシェアグループ全体で50GBまでとなる。「ミニモンスター」「ミニフィットプラン」を利用している場合は、容量が上限に達した後に購入する分が無償か対象となる。
テザリングオプションの無償化措置については、一部ユーザーはいったん請求された上で、翌月利用分で返金処理となる場合がある。
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