Googleフォト、LINEやTwitterなどの写真の同期がデフォルトでオフに(新型コロナ対策で)
「Googleフォト」アプリの、端末内の他アプリの写真・動画フォルダの「バックアップと同期」の設定がデフォルトでオフになった。新型コロナでネット経由のコンテンツ共有が増加する中、リソースを節約するのが目的としている。LINEやTwitter、Instagramなどの設定がオフになっている(変更可能)。
米Googleは6月29日(現地時間)、「Googleフォト」アプリで他のアプリ(「LINE」や「Twitter」など)で作成されたフォルダの「バックアップと同期」の設定を、デフォルト(初期設定)でオフにすると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でネット経由の写真や動画共有の機会が増えたことを受け、ネットのリソースを節約するのが目的だ。設定は自分でオンに変更できる。
ヘルプページではアプリの例として「WhatsApp」「メッセージ」「Kik」を紹介していおり、本稿筆者が確認した範囲では、「LINE」「Twitter」「Facebook Messenger」「Instagram」「Snapchat」も初期設定でオフになっていた。
「バックアップと同期」がオフになっていても、Googleフォトで端末内の写真や動画を見つけることはできる。新しいUIでは、画面下部の[ライブラリ]タブ→[デバイス内の写真]→[すべて表示]で端末内に写真フォルダがあるアプリの一覧が表示されるので、目的のアプリのフォルダをタップする。特定の写真や動画をバックアップしたければ、バックアップしたい写真や動画をタップし、3点メニューから[今すぐバックアップ]をタップする。
特定のアプリの写真と動画のフォルダのバックアップ設定をオンにするには[すべて表示]で目的のフォルダを選び、右上の[バックアップと同期]をオンにする。
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