モバイルオーダーやテークアウトに対応した「リアレジ」のiOSアプリが登場
ビジコムは、マルチプラットフォーム対応POSレジ「リアレジ」を提供開始。利用者のスマホから注文する「モバイルオーダー」や、同社の店舗アプリ「みせめぐ」を利用した「テークアウトオーダー」も可能だ。
ビジコムは、8月19日にマルチプラットフォーム対応POSレジ「リアレジ」のiOSアプリを提供開始した。
本サービスは店頭のPOSレジをはじめ、事前決済ができる券売機や調理場のキッチンモニター,
キッチンプリンタとしても運用可能。幅広い機種のレシートプリンタやキャッシュドロアに対応し、利用中の機器が使える。「Square」と「STORESターミナル(旧Coiney)」と決済連携したことで、現金やスマホ決済、クレジット・電子マネーなども利用できる。
利用者がテーブルにあるQRコードをスマホで読み取るとメニューが開き、注文と決済まで完了できる「リアレジモバイルオーダー機能」を搭載。注文したメニューは調理場のキッチンモニターやキッチンプリンタの印刷で確認でき、モバイルオーダーの決済機能を使わず後精算のPOSレジとしても利用可能だ。
同社の無償店舗アプリ「みせめぐ」を利用して、店舗のデジタルメニューを閲覧し、注文と決済ができる「テークアウトオーダー」にも対応。みせめぐではテークアウトできる店舗も検索機能を備え、店舗サイト作成や専門のシステムを導入せずにテークアウトを始められる。テークアウトを行う際にユーザーは店舗の会員として登録され、プッシュ通知で情報発信も行える。
利用料金は従量課金制で、初回費用や月額費用は不要。1明細あたり1運用ポイント(1運用ポイント=1円)で、運用ポイントは都度事前チャージで3000ポイントごとの購入となる。iOS端末の利用環境はiOS 11以上で、Androidアプリは9月中旬を予定。新型コロナウイルス対策支援の一環として、2021年3月31日までの利用分は全て無料としている。
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