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「ウイルスバスター」最新版が発売 フィッシング・詐欺SMS対策を強化

トレンドマイクロは、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版を発売。正規サイトと比較してフィッシングサイトを検知する機能を新搭載し、SMSで受信したメッセージの特徴を解析して詐欺SMSを検知する仕組みも備える。

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 トレンドマイクロは、9月3日に総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版を発売した。店頭、オンラインショップ、ダウンロード販売サイトで取り扱う。ダウンロード版の「ウイルスバスター クラウド 1年版」は5720円(税込、以下同)から、「ウイルスバスター モバイル 1年版」は3122円から。

ウイルスバスター
ウイルスバスター クラウド(左)、ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム(中央)、ウイルスバスター モバイル(右)

 スマートフォン向けセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」の新バージョンでは、正規サイトと比較して未知のフィッシングサイトを検知する機能を新搭載。未知のフィッシングサイトに利用者がアクセスした場合はWebサイト上の文言やデザインなどを分析。ECサイト、SNS、インターネットバンキングなどフィッシング詐欺で悪用されることが多いサイトと類似性が高いと判断した場合は、正規サイトのURLなどと照合してフィッシングサイトをブロックする。

ウイルスバスター
不正サイトを検知する仕組み
ウイルスバスター
未知のフィッシングサイトを検知・ブロック

 ウイルスバスター モバイルでは、従来からiOS/iPad OS向けに不正なURLが含まれるSMSを受信した際に自動で「迷惑SMS」フォルダに振り分ける詐欺メッセージ対策機能を提供している。新たに詐欺メッセージで使われることが多い文言の組み合わせや文脈など文章の特徴を解析し、詐欺SMSと判断した場合に自動で迷惑SMSフォルダに振り分ける仕組みも搭載した。

ウイルスバスター
詐欺SMSを検知する仕組み

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