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iOS 14で「ウィジェット」はどう変わったのか? 使い勝手をチェック(1/2 ページ)

iOS 14では、ホーム画面にウィジェットを配置できるようになった。ウィジェットのサイズは複数選択でき、表示内容を変更できるものもある。ホーム画面に置いても、アプリの表示がくずれないようにする工夫も見られる。

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 iOS 14では、新たにホーム画面にウィジェットを配置できる。どんな種類のウィジェットを使えるのかをおさらいした上で、実際に使ってみたインプレッションをお届けしたい。

ウィジェット
iOS 14では新たなウィジェットを使えるようになった

ウィジェットのキホン

 iOS 14のホーム画面にウィジェットを設置する方法は、主に2通りある。1つ目は、必要なウィジェットを検索して配置する方法だ。ホーム画面の何もないところを長押しするか、アプリアイコンを長押しして「ホーム画面を編集」を選び、アプリが揺れ出してドラッグアンドドロップなどができる編集モードになったら、画面左上にある「+」をタップ。ウィジェットの検索画面が表示されるので、ここから配置したいウィジェットを選ぶ。

ウィジェット
ホーム画面の何もない部分を長押しし、編集モードになったら左上の「+」をタップ(写真=左)。ウィジェット検索画面が表示された(写真=右)
ウィジェット
ウィジェットの種類とサイズを選択したら「ウィジェットを追加」をタップ(写真=左)。ドラッグ操作でウィジェットの配置を行い、終わったら「完了」をタップしよう(写真=右)

 2つ目は、ホーム画面のさらに左にある「今日の表示」画面にあるウィジェットを、ドラッグ&ドロップで配置する方法だ。「今日の表示」画面自体にウィジェットを追加したい場合には、同画面下部にある「編集」をタップしてから、画面左上の「+」をタップしてウィジェットの検索画面を起動すればよい。

ウィジェット
ホーム画面の左端にある「今日の表示」画面(写真=左)からドラッグ&ドロップでホーム画面(写真=右)に配置することも可能だ

 ウィジェットには、アプリアイコンで4個分(横2×縦2)、8個分(横2×縦4)、16個分(横4×縦3)の3サイズがあり、検索画面でウィジェットを選択する際に適当なものを選べる。大きいほど詳細な項目が表示されるが、画面を広く使ってしまう。用途に応じて使い分ける必要がありそうだ。

ウィジェット
「バッテリー」ウィジェットサイズの比較。残量の%や、接続中の機器名表示などが異なるのが分かる

 例えば、筆者は周辺機器を利用する頻度が高いので、バッテリー残量の確認をスムーズに行えるとありがたい。ウィジェット機能を使えば、本体と周辺機器のバッテリー残量をホーム画面で確認することが可能になる。この場合、16個分のサイズにしないと周辺機器の名称は表示されないが、8個分や4個分のサイズでもSmartBatteryCaseや、Apple Watchのバッテリー残量だと、アイコンで分かるため問題ないと思う。

 さて、ウィジェットを設置した際に、ページのアプリアイコンがあふれるとどうなるのか。複数のページに配置したアプリアイコンが一気にずれたら困るわけだが、そうはならない。新規ページが間に生成され、ウィジェットの分だけあふれたアプリアイコンはそこに移動する。そのため、もともと次のページに配置されていたアイコンやウィジェットの配置は崩れない。

ウィジェット
ウィジェットを長押しし(写真=左)、「ウィジェットを削除」をタップすると配置したウィジェットを消せる(写真=右)

 配置したウィジェットを削除するには、ウィジェット部分を長押しし、表示されるメニューから「ウィジェットを削除」をタップすればよい。なお、ウィジェットは一時にアプリアイコンの配置がページをまたいで移動した場合には、ウィジェットを削除した場合に、アイコンの並びももとに戻る。

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