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「ZenFone 7 Pro」レビュー 進化したフリップカメラやMVNOでの5Gを試す(2/4 ページ)

ASUS JAPANから3眼フリップ式カメラと最新ハイエンドCPUのクアルコム製Snapdragon 865 Plusを搭載した5G対応スマートフォン「ASUS ZenFone 7 Pro」、「ASUS ZenFone 7」が発売された。ZenFone 7 Proの実機を見つつ、実際の性能や使い勝手を紹介していく。

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 カメラ画質についても見ていこう。基本的には、見た目の風景を極端には誇張せず記録する。ホワイトバランスや露出も安定しており、感度も良好。夜景モードや、後からボケ具合を変えられるポートレート撮影も利用できる。

 3種類のカメラも、画質面では標準広角が突出しているが、超広角も低価格スマホと違ってそこまで解像感不足はない。望遠も光学3倍は使いやすく、解像感も良好だ。

ZenFone 7 Pro
標準広角カメラ(6400万画素)で撮影。派手過ぎず落ち着いた色調で、奥の建物の細部までおおむねしっかり描けている
ZenFone 7 Pro
超広角カメラ(1200万画素)で撮影。ハイエンドモデルだけあって、明暗差や発色の表現が安定している。左右端の解像感はやや落ちるが、普段の撮影やSNSで十分使える品質だ
ZenFone 7 Pro
光学3倍望遠カメラ(800万画素)で撮影。画素数の割に解像感が良好だ。標準広角カメラでは判別できない建物の屋根のディールなども光学望遠によりしっかり描写できている
ZenFone 7 Pro
室内から屋外に向けて寄って撮影。明暗差の激しいシーンだが、室内のケーキ手前側の暗い部分から、窓の外の風景まで破綻なく描けている
ZenFone 7 Pro
標準広角カメラ(6400万画素)の夜景モードで撮影。建物の細部から夜空まで明るく描けている
ZenFone 7 Pro
超広角カメラ(1200万画素)の夜景モードで撮影。標準広角と比べると細部の描写が甘くノイズも増えるが、全体としては見栄えのする写真を撮れている。広い夜景を撮る際の選択肢として十分ありだろう

 動画撮影は最大で8K30fps、4K60fpsの撮影が可能。この他、480fpsのスローモーション撮影、フリップカメラが被写体を追いかけるモーショントラッキングにも対応。露出や音量をチェックしながら撮影できるマニュアル撮影モードも用意されている。

ZenFone 7 Pro
動画撮影はマニュアル操作のPROモードも用意。露出のヒストグラムや音量のレベルメーターを表示しながら撮影できる

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