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撮影スタイルが拡張した「Galaxy Z Fold2」のカメラは、初号機より格段に面白い!荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)

スクリーンを折りたためるのが特徴の「Galaxy Z Fold2」。前モデルからカバーディスプレイが大きくなって使い勝手も向上した。このGalaxy Z Fold2のカメラ機能について詳しく見ていこう。

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トリプルカメラは使いやすいスタンダードな構成

 では後回しになっちゃったカメラの話だ。

 アウトカメラはトリプル。35mm判換算で13mm相当の超広角カメラ(1200万画素。F2.2)、26mm相当の広角カメラ(1200万画素。F1.8)、そして52mm相当の望遠カメラ(1200万画素。F2.4)となっている。Galaxy Note20 Ultra 5Gは広角カメラが1億画素、望遠カメラは5倍ズームなのでそれと比べると「普通」だが、個人的には1xの次が5xってのは飛びすぎていて使いづらいと思うわけで、この0.5x→1x→2xという構成はよいと思う。

Galaxy Z Fold2
アウトカメラはオーソドックスな1200万画素3連仕様

 それぞれのカメラをいつものガスタンクで見てみたい。

Galaxy Z Fold2
超広角カメラ。画角はiPhone 12と同じでスマホカメラでは最広角の部類に入る

 続いて広角カメラ。発色はすごくよい。青空もいい感じだが、ディテールがちょっと甘いのが気になるかな。

Galaxy Z Fold2
鮮やかでメリハリのある発色がGalaxyらしい。これはよい

 このときのスクリーンショットを3パターンそれぞれで撮ってみたので参考までに。

Galaxy Z Fold2
カバーディスプレイでの撮影画面。超細長い。画面中央の「黄色い線と○」はベストショットガイド。これはオンにした方がいい。水平と構図をガイドしてくれて楽しい
Galaxy Z Fold2
開いて撮るときはこの大画面に。迫力がある。90度くらいまで折りたたむか、右上のボタンをタップすると次の分割画面になる
Galaxy Z Fold2
画面を上下に分割して使うときの画面。下半分がコンソールと直前画像のサムネイルになっている。

 望遠カメラは52mm相当。この0.5x→1x→2xという構成は非常に扱いやすくてよい。

Galaxy Z Fold2
望遠カメラでガスタンクを撮影。レンズはF2.4とちょっと弱く、ディテール描写力はもうちょっと頑張ってほしいかも

 ちなみに縦に持ってカメラ画面を分割すると、左に直前の写真、右にカメラアプリ画面となる。直前のカットと比べながら撮るのにいい。

Galaxy Z Fold2
縦位置で画面を分割すると右側全体がカメラアプリに、左側が直前に撮った1枚になる
Galaxy Z Fold2
アウトカメラで縦位置で撮影。人物と認識すると派手すぎないナチュラルな写りを見せてくれた

 もちろん背景ぼかし機能(ライブフォーカス)もある。背景との判断はなかなか正確だ。

Galaxy Z Fold2
望遠カメラでライブフォーカス。逆光だが肌はきちんと明るくなっていてよい

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