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「Apple Watch」によく似たスマートウォッチ、防犯カメラのWyzeが20ドル(約2100円)で発売へ
米国では防犯カメラメーカーとして知られるWyzeが、「Apple Watch」によく似た「Wyze Watch」を19.99ドル(約2100円)で発売する。ディスプレイは液晶でGPS追跡機能などはないが、Apple Healthとの接続も可能。防水レベルはIP68でバッテリーは9日間持続可能だ。
低価格のネット接続型防犯カメラで知られる米Wyzeは12月1日(現地時間)、初のスマートウォッチ「Wyze Watch」を発表した。2月に米国で発売する(日本からは予約できない)。価格は19.99ドル(約2100円)。同日から予約を受け付けており、本稿執筆現在、既に5万人以上が予約している。
画像で見る限りは米Appleの「Apple Watch」(価格は「Series 3」の1万9800円から)によく似ている。ディスプレイは47mmモデルは320×385ピクセルの1.75型液晶、44mmモデルは320×320の1.4型液晶。ストレージは16MBで、GPS追跡や音声アシスタントはサポートしない。
それでも血中酸素モニタリング、心拍数、睡眠を含むアクティビティトラッキング(Google FitとApple Healthと接続可能)などの機能を搭載し、耐水レベルはIP68だ。さらに、Wyzeの他のスマートホーム製品のコントロールにも使える。バッテリー持続時間は1回の充電で9日間。OSが独自のものなのかどうかは不明だ。
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