携帯ライター・ジャーナリストが選ぶ2020年のスマホ/ソフトバンクとY!mobileが新プラン:Mobile Weekly Top10
2020年を代表するスマートフォンは何か――毎年恒例のスマートフォン・オブ・ザ・イヤーが開催されました。審査員は、何に注目してお勧め機種を選定したのでしょうか。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2020年12月21日〜2020年12月27日
- スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2020:審査員が選ぶ「2020年を代表するスマホ」5機種
- ソフトバンクは3ブランドでドコモとUQ mobileに対抗 新料金プランは「安く」「分かりやすい」
- LINEモバイルは新規受付停止へ 今後は「SoftBank on LINE」に一本化
- 楽天市場や楽天Edyに外部から不正アクセス 148万件強の個人情報流出の可能性
- ドコモ新料金プランの狙いを解説 「5Gは容量無制限」「正価の安さ」が強み
- NTTコムは2021年夏頃にドコモの子会社に 個人向けMVNO事業はレゾナントが担当
- 「プラチナバンドがなければ競争は困難」 楽天モバイルが既存周波数の再編を訴える
- Y!mobleが5G通信サービスを開始 2021年2月から 料金プランも刷新
- 8万人に総額1億円相当分のau PAY 残高が当たる ローソンアプリでキャンペーン
- ソフトバンクがオンライン専用の新ブランド発表 月額2980円で20GB+LINE使い放題
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年12月21日から2020年12月27日までの1週間について集計し、まとめました。
今回の1位は、「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー 2020」において各審査員が推薦した機種を紹介する記事でした。
スマートフォン・オブ・ザ・イヤーでは、審査員とITmedia Mobile編集部がそれぞれ、5機種ずつスマートフォンを推薦した上で、推薦数で上位に入った5機種の中からベスト機種を選定する流れを取っています。それぞれの審査員(と編集部)の視点は、思った以上に違っています。それを楽しむのも、スマートフォン・オブ・ザ・イヤーの醍醐味(だいごみ)でもあります。
今年(2020年)の選定機種は、すでに発表済みです。選定理由の記事を読んだ後にぜひ見てみてください。
12月22日、ソフトバンクが携帯電話サービスにおける新しい料金施策を発表しました。そのことに伴って、アクセス数のトップ10のうち4記事が関連する記事となりました。
この発表の要旨をまとめると以下の通りです。
- ソフトバンクブランドの「メリハリプラン」を「メリハリ無制限」に改定→端末単体の国内データ通信を無制限に
- Y!mobileブランドでは「スマホベーシックプラン」を「シンプル(プラン)」に改定した上で、スマホベーシックプランを含めて5G対応
- ソフトバンクブランドにおいて、LINEと協業したオンライン専業新ブランド「SoftBank on LINE(ソフトバンク・オン・ライン)」を発足(LINEモバイルは吸収合併する方針)
NTTドコモの「ahamo(アハモ)」に対抗をメインに据えていますが、メリハリ無制限の料金設定を見るとau(KDDIと沖縄セルラー電話)も意識しているのかな、という印象を受けます。KDDIはahamoやソフトバンク/Y!mobileにどう対抗するのでしょうか。早ければ2021年1月にも行われる発表が楽しみです。
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NTTドコモの料金値下げに即対抗したのはソフトバンクだった。同社はソフトバンクとY!mobile(Y!mobile)の双方を値下げすると同時に、LINEと共同運営の形を取るLINEモバイルを完全子会社化。第3のブランドとして、「SoftBank on LINE」をコンセプトにしたオンライン専用のブランドを立ち上げる。 - LINEモバイルは新規受付停止へ 今後は「SoftBank on LINE」に一本化
ソフトバンクは、「SoftBank on LINE」の提供に合わせて「LINEモバイル」の新規受付を停止する。具体的な停止時期は未定だが、今後、LINEを軸にした通信サービスは「SoftBank on LINE」に一本化していく。 - 楽天市場や楽天Edyに外部から不正アクセス 148万件強の個人情報流出の可能性
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