スマートウォッチの所有率は38.0%、購入理由上位は「健康管理」 MMDが調査
MMD研究所は、2月9日に「2021年スマートウォッチに関する利用実態調査」の結果を発表した。スマートウォッチの所有率は38.0%で、購入した理由で最も多かったのは「健康管理をしたいから」となった。
MMD研究所は、2月9日に「2021年スマートウォッチに関する利用実態調査」の結果を発表した。対象はスマートフォンを所有する20歳〜69歳の男女658人。
スマートウォッチの所有率は38.0%で、性別で見ると男性の43.4%、女性の32.6%がスマートウォッチを所有している。スマートウォッチのメーカーは「Apple」が46.0%と最も多く、次いで「SONY(ソニー)」が10.0%だった。
端末の購入状況は「新品端末」が78.7%、「中古端末」が8.7%だった。購入時期は「2020年」が41.3%と最も多く、次いで「2019年」が15.2%となった。
スマートウォッチで利用している機能(複数回答)は「歩数計」が48.3%と最も多く、次いで「LINE・メール・電話の通知」が43.5%、「心拍測定」が30.0%だった。スマートウォッチを購入した理由(複数回答)は「健康管理をしたいから」が29.6%、「好きなブランド・メーカーだから」が24.3%、「スマートフォンとの連携性が良いから」が23.5%だった。
スマートウォッチの所有していない408人に興味度を聞いたところ「とても興味がある」「興味がある」を合わせて30.1%が興味を示した。性別で見ると、男性の31.9%、女性の28.7%が興味を示している。興味がある理由(複数回答)は、「健康管理をしたいから」が41.5%と最も多く、次いで「スマートフォンとの連携性が良いから」が39.0%、「スマートフォンを取り出さずにすむから」が30.1%だった。
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