ahamoはどんな人にオススメ? 「1人暮らし」から「家族での利用」までを検証(3/3 ページ)
ドコモは3月26日から、月額2700円(税込み2970円)で通信量20GB、通話1回5分無料の新プラン「ahamo」を提供する。現在、家族でドコモを利用中の場合もファミリー割引などを維持したまま移行しやすいプランとなっている。この記事では、ahamoにすると既存のドコモのプランより安いのか、1人暮らしや家族での月額料金について検証した。
ahamoも家族数にカウント、ギガホ/ギガライト契約者も安く使える
既にドコモ回線でまとまっている家族の場合、ahamoを使いたい人と、キャリアメールや対面サポートが必要なことからギガホ プレミアやギガライトを使いたい人に分かれる場合もあるだろう。この場合、個人ごとに好きなプランへ変更しても問題ない。
というのも、ahamoに家族割引はないが、家族グループ(ファミリー割引)の回線数にはカウントされるからだ。家族や親戚の数人がahamoに変えたとしても、ギガホ プレミアやギガライト利用者の割引額は変わらない。「みんなドコモ割」と「ドコモ光セット割」をそのまま維持できる。
例えば、以下のような離れて暮らす家族グループでも、ahamoを含めてファミリー割引の回線数は3回線だ。これにより、ギガホ プレミアやギガライトを契約している家族は、みんなドコモ割で3回線契約時の最大割引額が適用される。また、ahamo利用者がドコモ光とペア契約している場合、ギガホ プレミアとギガライト利用の家族にはドコモ光セット割の割引も適用される。
離れて暮らす家族がahamoの場合
家A(1人暮らし)
- ahamo(20GB)……月額2700円
- ドコモ光 マンション……月額4000円〜
- 合計……月額6700円〜
家B(2人暮らし)
- 5Gギガホ プレミア(無制限)……月額4480円※
- 5Gギガライト(1〜7GB)……月額1980〜3980円※
- 合計……月額6460〜8460円
ここまで、3月上旬までの情報をもとに、1人暮らしから複数人の家族まで料金プランの例を示してみた。ahamoは既にドコモで固めている家族でも、1人暮らしの人でも制限なく契約しやすいプランだ。キャリアメールやドコモショップのサポートを利用できない点や、対応スマートフォンが問題なければ気軽に契約していいだろう。毎月の通信量が多くなりそうな月は、うまくギガホ プレミアと使い分ければいい。お得な価格でドコモの充実したネットワークと高速回線を使える魅力的なプランだ。
関連記事
- 利用できないサービスは? 「ahamo」で注意すべきこと(2021年3月最新版)
NTTドコモが3月26日に提供開始する新料金プラン「ahamo」の詳細が判明した。月額料金は当初の2980円(税別)から2700円に改定され、対応機種やahamoで購入できる機種も発表された。ahamoはドコモの“料金プラン”という位置付けだが、利用できないサービスも多い。 - Androidが72機種/iPhoneが21機種――ドコモが「ahamo(アハモ)」対応機種を発表 端末の購入方法も案内
NTTドコモが3月26日に提供を開始する「ahamo(アハモ)」の対応端末を発表した。合わせて、ahamoにおける端末の購入方法も案内された。 - ドコモが「ahamo」を値下げ 5分通話定額付きで月額2700円に
NTTドコモが、3月26日に開始する新料金プラン「ahamo」の料金を改定した。これまで、ahamoは月額2980円で20GBのデータ通信と、5分通話定額を利用できるという内容だったが、これらの内容は変えず、料金を2980円から2700円に改定する。 - ahamoユーザー限定の「dカード特典」 データ増量やポイント還元など
NTTドコモは、「ahamo」のユーザー限定の「dカード特典」を提供する。ahamoの料金をdカードまたはdカードGOLDで支払うと、毎月のデータ量を増量する。ahamoの携帯電話をdカードGOLDと連携すると、毎月最大300ポイントを進呈する。 - ahamoに先行エントリー&4月15日以降の契約で最大6000ポイントを付与
ドコモは、ahamoの先行エントリーをしたユーザーに最大6000ポイントのdポイントを還元する。4月15日から5月31日までにahamoに申し込んで新規契約または端末を購入したユーザーが対象。サービス開始直後の混雑を避けるため。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.