OnePlus、初スマートウォッチ「OnePlus Watch」を159ドルで発売へ
OnePlusが初のスマートウォッチ「OnePlus Watch」を発表した。米国などで4月に159ドル(約1万7000円)で発売する。Android端末と接続して使うが、OSはWear OSではなく、RTOSベースの独自OSだ。
中国のスマートフォンメーカーOnePlusは3月23日(米東部時間)、新フラグシップ端末「OnePlus 9」シリーズを発表したオンラインイベントで、同社初のスマートウォッチ「OnePlus Watch」も発表した。米国や欧州、インドで予約受付中だ。米国では4月14日発売の予定。米国での販売価格は159ドル(約1万7000円)。
ディスプレイは1.39型(直径454ピクセル、326ppi)有機ELで円形。ケースはステンレスで直径46mmの1サイズだ。厚さは10.9mm、ベルトを含む重さは76g。ベルトはフッ素ゴム製。色は「Midnight Black」と「Moonlight Silver」の2色。コバルト合金製のリミテッドモデルも近く発売する計画。コバルトモデルのベルトは革製も選べる。
OSはGoogleの「Wear OS」ではなく、RTOS(real-time OS)ベースのオリジナルスマートウェアOS。ピート・ラウCEOはOnePlusのフォーラムで「優れたバッテリー持続時間となめらかで信頼性の高いエクスペリエンスを同時に提供するため」オリジナルOSを選択したと語った。
メモリは1GB、ストレージは4GBでスピーカーとマイクを内蔵する。Wi-Fi、Bluetooth、GPSを搭載するが、セルラーオプションはないので、基本的には専用アプリをインストールしたAndroid端末と接続して使う必要がある。将来的にはiOSアプリも提供する計画だ。内蔵ストレージに音楽を保存しておけば、スマートフォンを持たずにBluetoothイヤフォンで音楽を聴きながらウォーキングなどができる。500曲保存できるとしている。
バッテリーは402mAhで、一般的な使い方であれば、1回の充電で2週間使える。高速充電をサポートし、20分の充電で1週間使える。防水レベルはIP68。
フィットネス、ヘルスケア機能としては、110種類のワークアウトモードを選べる他、ワークアウトの検出、睡眠、ストレス、血中酸素飽和度、心拍数のモニタリングができる。
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