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iOS版「Google Home」アプリで「iPhoneを探す」が可能に ミュート設定でも呼び出し音

Googleがスマートデバイス管理アプリ「Google Home」の新機能を発表した。「私のiPhoneはどこ?」でミュートしたiPhoneの着信音を鳴らせる。「ルーティン」で日の出/日の入りを操作のトリガーにできる。

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 米Googleは4月14日(現地時間)、Googleのスマートスピーカーやスマートディスプレイを管理するアプリ「Google Home」の新機能を幾つか発表した。

iOS版アプリでミュートしたiPhoneも呼び出し音を鳴らして探せるように

 iOS版Google HomeをiPhoneにインストールしておくと、連携するスマートスピーカーやスマートディスプレイ(以下、「スマートデバイス」)に「私のiPhoneはどこ?」と尋ねると、iPhoneをマナーモードあるいはサイレントモードにしていても着信音を鳴らすことができるようになった。この機能は以前からAndroid端末では使える。

 iOSの同じような機能「iPhoneを探す」の場合はマナーモード/サイレントモードにしてあると着信音を鳴らせない。

 iPhoneを探せるようにするには、iPhoneにインストールしたGoogle Homeアプリで通知をオンにし、「Voice Match」を設定しておく必要がある。また、ミュートしたiPhoneの着信音を鳴らすようにするには、[設定]→[通知]→[一般的な通知]→[重要なアラート]をオンにする。

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[設定]→[通知]→[一般的な通知]→[重要なアラート]

「ルーティン」で日の入りの自動点灯などが可能に

 Googleアシスタントに複数の操作を自動的に行わせる「ルーティン」に、新たに日の出と日の入りの時間をトリガーにすることができるようになった。位置情報を有効にしておくと、スマートデバイスを設置した位置の日の出と日の入りの時間になると自動操作が始まる。例えば、日の入りをトリガーとして、スマート照明を点灯し、静かな音楽を流すといったことが可能だ。

 設定するには、Google Homeアプリで[ルーティン]→[+]→[開始条件を追加]→[日の出/日の入り]を選択する。たとえば日没に照明を点灯するなら、[日の入り]で場所や繰り返しの頻度を選び、[完了]→[新しいルーティン]でルーティンで行うアクションの選択から指示どおりに設定する。

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日没になったら点灯するルーティン

「ルーティン」に「おすすめのアクション」、作ったルーティンのショートカットをホームに

 オリジナルのルーティンを作成する画面に、「おすすめのアクション」が表示されるようになった。「スマートフォンの電池残量が少なくなったら通知する」「照明やコンセントの操作」などの候補が表示される。

 また、作成したルーティンをホーム画面にショートカットとして配置できるようになった。音声で命令しなくても、ショートカットをタップすることでルーティンの操作を開始できる。ショートカットは、ルーティン作成画面の右上に表示されるアイコンをタップすることで作成できる。

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ショートカット作成アイコン

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