音声を自動でテキスト化するAIライティングレコーダー「VOITER」登場 Makuakeで先行販売
iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONSは、音声を自動でテキスト化するAIライティングレコーダーをクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売。「VOITER」と「VOITER mini」の2モデルで展開する。
iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONSは、4月28日にAIライティングレコーダー「VOITER」「VOITER mini」をクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売開始した。
VOITERの一般販売の予定価格は5万4780円(税込み、以下同)で、20%オフの4万3800円コース、15%オフの4万6500円コースを用意。VOITER miniの一般販売の予定価格は2万350円で、20%オフの1万6280円コース、15%オフの1万7200円コースを用意している。
本製品は、専用アプリと接続すれば簡単に録音操作、文字起こし、データの修正や共有が可能。不要な雑音を自動的に判断して除去するノイズ処理テクノロジーを搭載し、書き間違えた言葉もAIが文脈を判断して自動修正する。
VOITERは集音距離最大10mの指向性マイクを2つ、360度集音の無指向性マイクを6つ、800万画素のカメラを搭載。SIMスロットを備えており、ドコモ、au、ソフトバンクでの回線で通信できる(ただし一部、非対応のSIMがある)。モバイル回線やWi-Fiの接続時に撮影しながらリアルタイムに字幕表示させることも可能で、オフラインでは撮影後のネットワーク接続時に字幕生成も行える。
VOITERに保存したデータは操作画面からメールアドレスへの送信、クラウドスペース「RECORDER STATION」での管理・編集、USBケーブルを使ってPCへ転送などが可能。サイズは62.26(幅)×125(高さ)×14.8(奥行き)mm、重量は166g。
VOITER miniはサイズが55(幅)×32(高さ)×15(奥行き)mm、重量が30gというコンパクトモデル。最大集音距離は5mで、360度からの集音を実現している。Bluetoothでアプリとデバイスを接続すればデバイス情報の管理、録音/文字起こし、ストレージ管理、メールアドレスへのデータ送信などの操作が行える。
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