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auが“個人向け”の5Gルータープランを発表 WiMAX 2+ルーター用プランと何が違う?5分で知るモバイルデータ通信活用術(1/2 ページ)

au(KDDIと沖縄セルラー電話)が、個人ユーザーの利用を想定した5Gルーター用の新プランを発表しました。WiMAX 2+ルーター用のプランと何が違うのでしょうか。

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 KDDIと沖縄セルラー電話(以下まとめて「au」)は4月8日、au 5Gネットワークに対応するモバイルWi-Fiルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を発売しました。同機種は、UQコミュニケーションズからも初の「WiMAX+5G」対応機種としてリリースされています。

 税込みの実売販売価格は2万2000円弱で、店舗によってはさらに割引を実施しているようです。

 auでは5G対応ルーターとして2020年3月に「Speed Wi-Fi 5G X01」を法人向けに発売し、同年7月には個人向けの販売も開始しました。ただ、auとして個人利用を第一に想定した5Gルーターは、このGalaxy 5G Mobile Wi-Fiが初めてです。

 Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは価格の手頃さはもちろんですが、合わせて提供を開始した新しい料金プラン「モバイルルータープラン5G」(au)と「ギガ放題プラス」(UQコミュニケーションズ)も注目ポイントです。今回の「5分で知るモバイルデータ通信活用術」では、これらの新プランが持つ“重要な変化”をチェックしていきます。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
auとUQコミュニケーションズが発売した「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」

au 4G LTEエリアも「月間容量無制限」に(条件あり)

 従来のWiMAX 2+ルーター向けプランと同様に、モバイルルータープラン5Gとギガ放題プラス(以下「新プラン」)はWiMAX 2+エリアにおける月間データ通信容量が無制限となっています。加えて、新プランではau 5Gとau 4G LTEの一部エリアでの通信も月間容量無制限となりました。

 ただし「一部エリア」ということからも分かる通り、全てのエリアで月間容量が無制限となるわけではありません。具体的には、以下の周波数帯(Band)を使っているエリアが対象となります。

  • Band 1(2.0GHz帯)
  • Band 3(1.7GHz帯)
  • Band n78(3.7GHz帯)

 詳しい人は見ただけで分かるかもしれませんが、auが4G LTEにおいてメインに据えているBand 18/26(800MHz帯)には対応していません。とはいえ、Band 1/3も月間容量無制限の対象となったことで、WiMAX 2+の電波の届きにくい屋内や地下エリアでの使い勝手が向上することは間違いありません。

 具体的な対象エリアは、auのWebサイトで確認できます。地図右上のプルダウンメニューから「【5Gルーター】スタンダードモード(標準設定)」を選択しましょう。

 WiMAX 2+ルーターでは、WiMAX 2+単独で通信する「ハイスピードモード」に設定すると、高速道路や新幹線などで移動していると通信品質(≒通信スピード)が低下したり、先述の通り屋内や地下エリアで圏外になってしまったりと、ある程度の「ガマン」を強いられる面がありました。

 その点、新プランにおいて月間容量無制限の対象となる「スタンダードモード」なら、au 5Gのエリア外でも「ガマン」を強いられる場面が大幅に減ります。5Gエリア外に住んでいる(使う)人でも、WiMAX 2+の圏外/不安定さに悩んでいるなら新プランへの移行を検討するべきだと考えます。

WiMAX 2+ルーター
WiMAX 2+ルーターの「ハイスピードモード」(WiMAX 2+単独)では圏外の場所でも……
5Gルーター
新プランの「スタンダードモード」では、au 4G LTEのBand 1/3が利用できる場所なら圏内となる可能性がある
エリアマップ
新プランを含むWi-Fiルーターのエリアマップは、auのWebサイトに公開されている。auが「WiMAX 2+と同等のエリア」と案内する通り、新プランのスタンダードモードはWiMAX 2+のハイスピードモードとほぼ同じエリアカバーとなるが、高速移動時や屋内/地下エリアにおいて体感差が出る
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