検索
レビュー

耐衝撃性能がアップ Spigenの「AQUOS sense 4/5G」向けケースを試す(1/2 ページ)

Spigenが2020年11月に発売した「AQUOS Sense 4/5G」向け耐衝撃ケース「クリスタル・シェル」と「リキッド・エアー」。大画面と大きなカメラを備えるスマホの破損を防ぐためにケースは必須だが、両製品ともに工夫を凝らして衝撃への耐性を高めている。

Share
Tweet
LINE
Hatena
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Spigenケース
Spigenのケース「クリスタル・シェル」(画像=右)、「リキッド・エアー」(画像=左)

 ファイブスターエレメンツがSpigen(シュピゲン)ブランドで販売している「AQUOS sense4/5G」向け耐衝撃ケース 「クリスタル・シェル」「リキッド・エアー」を使ってみた。その細部や使用感をまとめた。

 時系列を整理しておくと、シャープの「AQUOS sense」シリーズから「AQUOS sense4」が発売されたのが、2020年11月。同機をベースに5Gに対応させた「AQUOS sense5G」が発売されたのが2021年2月だ。両機は本体サイズが共通しているため、今回紹介する周辺機器も兼用できる。

 AQUOS senseといえば、2019年に累計300万台以上を出荷した人気シリーズである。AQUOS sense5Gの価格は4万円前後で、AQUOS sense4は数千円安い3万円台後半。加えて、両機ともに防水やおサイフケータイ、耐衝撃性を担保するMIL規格などに対応する。

 今回試用したSpigenの「クリスタル・シェル」と「リキッド・エアー」は、耐衝撃性を備えた保護ケースだ。発売されたのは、AQUOS sense4と同じ2020年11月だが、前述の通りサイズやデザインが同じAQUOS sense 5Gでも使用できる。

Spigenケース
クリスタル・シェルのパッケージ
Spigenケース
リキッド・エアーのパッケージ

 Spigen公式ストア(クリスタル・シェルリキッド・エアー)や、PayPayモール(クリスタル・シェルリキッド・エアー)での価格は両ケースともに2490円(税込み、以下同)。なお、Amazon.co.jpでの価格はクリスタル・シェルが1690円、リキッド・エアーが1590円となっており、800円以上安かった。

耐衝撃性のクリアケース「クリスタル・シェル」

 「クリスタル・シェル」は、TPUとポリカーボネートを使用した透明なクリアケースだ。ケースの四隅には、エアクッションが備わっており、万が一の落下時には衝撃を吸収する設計となっている。側面には滑り止めの溝などはないものの、ケース素材自体が手に吸い付くような肌触りなので、滑らせて落下するリスクは低いだろう。

Spigenケース
クリスタル・シェル
SpigenケースSpigenケース 下側面(写真=左)と、左側面(写真=右)
SpigenケースSpigenケース 上側面(写真=左)と、右側面(写真=右)

 液晶やカメラ部分の縁が高く設計されており、落下時に傷つくリスクを低減する。加えて、右側面の下側にはストラップホールも設けられており、用途に応じてストラップを利用すれば、さらに落下リスクを低減できるだろう。

 デザイン面では、端末背面が触れるケースの内側に工夫が施されていることに気付いた。目を凝らさなければ気付かないほどの小さな点状の凹凸があり、指先で触るとザラザラしている。これによって、装着した際に端末の背面がケースにベタっと密着せず、高い透明感を保っているようだ。

Spigenケース
ケースを机上に置いて、内側を接写したもの。小さい白い点が並んでいる
Spigenケース
AQUOS sense 5Gに装着した状態
Spigenケース
同じく背面

 右側面にあるアシスタントキー部分の表面に凹凸が設けられており、目視で確認せずとも、それを挟むように設置された電源キーや音量キーを指先で区別しやすいことも特徴だ。

SpigenケースSpigenケース AQUOS sense 5Gに装着した状態の下側面(写真=左)と、左側面(写真=右)
SpigenケースSpigenケース 同じく、上側面(写真=左)と、右側面(写真=右)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る