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SamsungのモバイルSoC「Exynos」の次世代はAMDのGPU技術搭載
AMDはComputex Taipeiの基調講演で、SamsungのモバイルSoC「Exynos」にAMDのRDNA2アーキテクチャが採用されると発表した。SamsungのGalaxyシリーズなどのGPU性能が向上する可能性がある。
米AMDは6月1日(台湾時間)、開催中のComputex Taipeiの基調講演で、韓国Samsung ElectronicsのモバイルSoC「Exynos」にAMDのRDNA2アーキテクチャが採用されると発表した。SamsungのGalaxyシリーズなどのGPU性能が向上する可能性がある。
AMDのリサ・スーCEOは「次世代のExynos SoC」と言及し、Samsungが今年後半に詳細を発表すると語った。Samsungは年内に「Exynos 2200」を発表すると噂されている。
「AMDは、モバイル市場でのグラフィックスの革新を加速するために業界リーダーのSamsungと提携しており、レイトレーシングと可変レートシェーディング機能を備えたSamsungの次期モバイルSoCに技術を提供できることを嬉しく思う」(スー氏)
Samsungは1月のオンラインイベントで、将来のフラグシップ製品にAMD製GPUが搭載されると予告していた。
現在、Galaxyシリーズのほとんどのフラグシップ端末には米QualcommのSnapdragonが搭載されており、Exynosは一部地域で採用されている。
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