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Samsung、インカメラにも採用できる5000万画素、0.64μmのセンサー量産開始

Samsungが業界初を謳う0.64μmで5000万画素のイメージセンサー「Samsung ISOCELL JN1」を発表した。スマートフォンのインカメラ、超広角カメラ、望遠カメラでの採用を見込む。小型化により、カメラモジュールの高さを約10%低くできる。

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 韓国Samsung Electronicsは6月10日(現地時間)、業界初を謳うピクセルサイズ0.64マイクロメートル(μm)で5000万画素のイメージセンサー「Samsung ISOCELL JN1」を発表した。スマートフォンのインカメラ、超広角カメラ、望遠カメラでの採用を見込む。

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 従来のインカメラは高性能でも4800万画素程度。Samsungの最新のフラグシップ端末「Galaxy Note20 Ultra」のインカメラは1000万画素で、サイズは1.22μmだ。

 JN1は、複数のピクセルを1つに結合して光感度を高めるピクセルビニング技術を採用しており、光感度が16%向上するとSamsungは説明する。

 「ユーザーは非常に解像度の高いセルフィーやグループ写真を撮影できるだけでなく、最大4Kの高ズームの動画も撮影できる。また、センサーを小型化することで、カメラモジュールの高さを約10%下げられるので、次世代スマートフォンをよりスリムにできる」としている。

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カメラモジュールのでっぱりを減らせる

 Samsungは現在、JN1を量産中だ。


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