最新ゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」レビュー モンスター級パフォーマンスの秘密は?(2/3 ページ)
4月18日に発売されたゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」。中国ZTE傘下のNubiaが展開するブランドで、大手メーカーのスマホのスペックを大きく超えるのが特徴だ。実際に使ってみた感触をお伝えする。
発熱を抑えることで驚きのパフォーマンスを発揮
空冷ファンを起動すると、LEDライトが点灯して回転しながらレインボーカラーでファンを照らしてくれる。静かな部屋の中などではファンの音がある程度するのは仕方ないが、電車の中では気になることはない。本体側面をアルミニウムフレームで囲み、プロセッサやバッテリーを複合グラフェンシート、ベイパーチャンバー、軟性ヒートパッド、航空機級アルミニウム相変放熱材で覆い、高熱伝導ジェルを挟んで空冷チャンネルを通し内蔵の高速ターボファンで冷やす「ICE 8.0冷却システム」により確実に発熱を抑えることができる。
さらに本体を外部から強制冷却するファン「REDMAGIC スマホクーラー(RedMagic Turbo Cooler)」も同時に発売される。汎用(はんよう)品であり他のスマートフォンに装着することも可能だ。USB Type-C給電でファンが回転し、スマートフォン背面との接触面にペルチェ素子を配することで10度台の低温で背面を冷やしてくれる。
REDMAGIC スマホクーラーの効果を簡易的に試してみた。ベンチマークアプリAnTuTuで測定を行ったところ、空冷ファンのみオンの状態ではスコアが103万1396と100万をオーバー。本体の温度は29.8度から39.7度まで9.9度上昇した。この状態でREDMAGIC スマホクーラーを取り付け再度測定すると、スコアは1041729と1万以上高くなり、温度上昇は30.4度から34.6度と、4.2度に収まった。高度なゲームをプレイするときクーラーはぜひ使いたいものだ。
ゲームプレイで重要となる画面のリフレッシュレートは60Hz、90Hz、120Hz、165Hzの4段階から切り替えできる。それに加えて「TCフレーム補間システム4.0 + マジックGPU 2.0」によるリアルタイム先読み機能により、安定かつ滑らかなフレームレートを実現。高速なゲームのプレイ中でも画面の表示は滑らかでスムーズだ。なお、165Hzを利用するには対応アプリが必要だが、既に多くのゲームが165Hz表示に対応している。
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