Lenovoのハイエンドゲーミングスマホ「Legion Phone Duel 2」は冷却ファンもバッテリーもダブルで799ユーロから
Lenovoがフラグシップゲーミングスマホの2代目「Legion Phone Duel 2」を発表した。6.92型の大画面でバッテリー、ファン、USB-Cポートを2つずつ備える。価格は799ユーロ(約10万円)から。
中国Lenovoは4月8日(現地時間)、Legionシリーズの2代目ハイエンドゲーミングスマートフォン「Legion Phone Duel 2」を発表した。6.92型という大画面で、バッテリー、冷却ファン、USB Type-Cポートをそれぞれ2つずつ備える。プロセッサは米Qualcommのハイエンド「Snapdragon 888」で5G対応だ。
横向きでのゲームプレイのための配慮から、左右ほぼ対象でバッテリーもファンも左右に配置。バッテリーを2つに分割したことで、熱も分散できる。アウトカメラもインカメラも中央にある。インカメラは先代同様、ポップアップする。
カメラ部分はかなり突き出ている。
2つのUSB Type-Cポートは、別売のアダプターで90Wの急速充電に対応する。2本のケーブルで1度に充電すると、30分で充電が完了する。フル充電で最大8時間の断続的なゲームプレイが可能としている。
ゲームコントローラのようなフィードバックを再現するために、触覚フィードバックを返す4つの「ショルダー」ボタン、背面の2つの静電容量式タッチボタンと、ディスプレイ内の2つの感圧タッチポイントを備える。
この他の主なスペックは、GPUは「Adreno 660」、メモリは12、16、18GBの3択、ストレージは256GBか512GB。6.92型有機ELディスプレイの解像度は2460×1080ピクセルでリフレッシュレートは144Hz。アウトカメラは6400万画素のメイン、1600万画素の超広角のデュアルで、ポップアップ式のインカメラは4400万画素1台。バッテリーは2750mAh×2で5500mAhだ。別売のアダプタを使わない通常の充電は65W。前面のステレオスピーカーはDolby Atmos採用だ。サイズは176×78.5×9.9〜12.56(突起部分)mm、重さは259g。色はUltimate BlackとTitanium Whiteの2色だ。
Legion Phone Duel 2はまず4月に中国で「Legion Phone 2 Pro」として発売され、5月に欧州やアジアの一部市場で発売の予定。欧州での販売価格は、12GB+256GBモデルが799ユーロ(約10万4000円)、16GB+512GBと別売充電ドックのセットで999ユーロ(約13万円)だ。
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