フラグシップ「motorola edge 30 PRO」とおサイフ＋防水対応の「moto g52j 5G」の実機を写真でチェック

[石井徹，ITmedia]

　モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「motorola edge 30 PRO」と「moto g52j 5G」を6月3日に発売する。SIMロックフリースマホとして、Amazon.co.jpや家電量販店、MVNOなどで販売される。

「motorola edge 30 PRO」と「moto g52j 5G」

　フラグシップモデルの「motorola edge 30 PRO」は、当初販売が予告されていたメモリ12GB／ストレージ256GBモデルに加え、メモリ8GB／ストレージ128GBモデルも追加で投入される。価格は12GB／256GBモデルが8万9800円（税込み、以下同）、8GB／128GBモデルは8万6800円。

　最新の最上位プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載する高性能なスマートフォンで、ディスプレイは144Hz駆動のフルHD＋有機ELディスプレイを搭載。カメラは5000万画素センサーを2基＋200万画素深度センサーの3眼構成となっている。バッテリーは4800mAhで、付属充電器で68Wの急速充電をサポートするほか、15Wのワイヤレス充電にも対応する。また、テレビやPCへの画面共有をスムーズに行う独自機能「Ready for」を搭載している。

motorola edge 30 PRO

カラーはコスモブルーの1色のみ

フラグシップモデルとしては厚みがあり、丸みを帯びた背面形状となっている

右側面に指紋センサーを装備

カメラは広角と超広角／マクロの2つが50MPセンサー搭載

motorola edge 30 PROの主な仕様

　「moto g52j 5G」は、日本市場向けにカスタマイズされたAndroidスマートフォン。モトローラとしては初めて、おサイフケータイ（FeliCa）とIP68相当の防水・防塵（じん）に同時に対応する。価格は3万9800円。カラーはインクブラックとパールホワイトの2色を用意する。

　ディスプレイは6.8型で、120Hz駆動をサポート。プロセッサはSnapdragon 695 5Gを搭載。メモリは6GBで、ストレージは128GB。1TBまでのmicroSDに対応する。カメラは5000万画素＋800万画素超広角＋200万画素マクロの3眼構成。バッテリーは5000mAhで、15Wの急速充電をサポートする。

　FeliCaはおサイフケータイ対応で、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルWAON、nanaco、iD、QUICPay、楽天Edyが動作確認済み。NFCを利用するマイナンバーカード、運転免許証の読み取り、ワクチン接種証明書アプリも利用可能となっている。

moto g52j 5G

カラーはインクブラック（写真）とパールホワイトの2色

パールホワイト。日本向け仕様の対応のため、基盤設計の見直しを実施しているが、寸法や形状はグローバルモデルのmoto g52 5Gと同等という

背面カメラの右側にFeliCaマークが印字されている

「Hello,moto」のボイスロゴが流れる起動画面も健在

moto g52j 5Gの主な仕様