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値上げ時代のお得なスマホの買い方:型落ち端末が狙い目、1年前のハイエンド機が約半額の場合も

ハイエンド機を安価に購入したければ、型落ち端末を狙うのも手だ。ドコモの「Xperia 1 II」は、発売時の価格と比べて約半額で販売されている。ミッドレンジのSIMロックフリー端末も、1世代前のモデルなら安価に購入できるものが多い。

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 短期集中連載としてお届けしている、お得なスマホの買い方。円安などの影響でiPhoneを中心に値上げされたことで、高額なスマートフォンを買いづらい状況が続く。そんな高額なスマホを少しでも安く手に入れる1つの方法をご紹介する。

キャリアで安く販売されてい旧機種を狙う

 スマホは1年に1回、半年に1回といったタイミングで新モデルが登場する。新モデルが発売された後も、旧モデル、つまり型落ちモデルが新モデルと併売されることがあり、その場合は大抵、型落ちモデルは値下がりする。

 例えばドコモでは2020年6月発売の「Xperia 1 II」が、2022年8月下旬現在でも販売中だ。価格は5Gから5Gへの機種変更の場合、オンラインショップ価格9万200円(税込み、以下同)から、5G WELCOME割とオンラインショップおトク割が割り引かれて現金販売価格6万8200円。分割払いだと月額1986円、スマホおかえしプログラムを利用すると24回払いで実質負担額は4万5472円となる。MNPならさらに割り引かれて5万7200円だ。

 発売当初の価格は12万3552円、スマホおかえしプログラム利用で8万2368円だったので、半額近くに値下がりしたことになる。

Xperia 1 II
ドコモのオンラインショップではスペシャルセールが開催中で、Xperia Xperia 1 IIが機種変更で6万8200円、MNPなら5万7200円で購入できる

 一方で、近年、スマホの機能進化は緩やかになっており、型落ち端末でも最新端末に引けを取らないスペックを備えている。Xperia 1 IIはディスプレイが4Kの有機ELで、カメラは全て1220万画素のトリプル構成。メモリが8GB、ストレージは128GB。プロセッサは当時のハイエンド、QualcommのSnapdragon 865 5Gで2世代前になり、最新プロセッサと比べると見劣りするものの、使っていて不満を感じることは、ほぼないはずだ。

 他のフラグシップモデルでは、IIJmioで「Zenfone 8」の小容量モデルがギガプランMNP限定特価で一括2万9800円で販売されていた。残念ながら8月下旬時点で品切れになったようだ。型落ちモデルは在庫限りで販売終了になることが多いので、購入タイミングに注意する必要がある。

 ミドルレンジモデルでは、OPPOから「Reno7 A」が発売されたことで、前モデルの「Reno5 A」が値下がりしている。2021年6月の発売当初はメーカー希望小売り価格が4万3800円だったが、OPPOのオンラインショップでは3万9800円に値下がり。MVNOで回線契約とセットで購入するとさらに安く、OCN モバイル ONEでは新規契約で2万8160円、IIJmioでは8月31日までのMNP限定特価で一括1万1800円と半額以下に下がっている。Reno5 Aは4眼カメラを搭載する他、防水・防塵、おサイフケータイに対応して必要な機能を過不足なく搭載。1年前のモデルなので、新モデルとの機能的な差もほぼ感じないだろう。

Xperia 1 II
IIJmioでは8月31日までスマホ大特価セールが開催。型落ちモデルが大幅割引されている。

 新モデルが出たら、旧モデルの価格をショップで小まめにチェックしたい。時期によっては割引セールが開催されている。高額で諦めていたモデルをお得に買えるかもしれない。

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