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慣れ親しんだ「iPhone」の「i」 どういう意味でつけられた?:モバイルIT用語辞典
iPhoneやiPad、iMacのユーザーにとっては慣れ親しんだ「i○○」という名称。だが、どうして「i」が名付けられているのかは意外と気にしていないもの。いったいどういう意味でつけられた言葉なのか。
iPhoneにiPad、iMacなど、Apple製品ユーザーなら慣れ親しんだ「i」という名称。これが最初につけられたのは1998年のiMacで、「internet」の略だったという。
スティーブ・ジョブズ氏が1998年にiMacを発表した際、インターネットがシンプルに素早く接続できるPCを求める消費者の要望に応える製品だと語った。この他、2007年のiPhoneの発表時にiPhoneの基軸が「インターネット」「音楽」「電話」の3本だとしており、どちらの時期にも「i」は「internet」の略だと捉えられる。
米国メディアのmashableが2016年に公開した記事によれば、「internet」の他にも「individual」(個人)「instruct」(指示、教える)「inform」(通知)などの意味を持っていたという。
一方、現代ではさまざまな電子機器がインターネットに接続しているため、「i」の本来の意味は失われ、Apple製品のブランドを表す言葉となったとしている。しかしApple WatchやApple TVなど「Apple」を冠する製品やサービスも増えており、「internet」の意味でも、ブランドを表す意味でも「i」が見られなくなる可能性はあるだろう。
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