ニュース
終了したいMVNO事業を譲渡できる「まかせるMVNO」 スマートモバイルコミュニケーションズが提供
スマートモバイルコミュニケーションズは、11月7日に「まかせるMVNO」をリリース。MVNO事業の終了を検討している事業者が、同社へサービスを譲渡できる。
スマートモバイルコミュニケーションズは、11月7日にMVNO事業の譲渡サービス「まかせるMVNO」をリリースした。
本サービスは採算性が低く事業終了を検討しているものの、顧客が被る不便や不具合などを考慮して継続しているMVNO事業者が対象。既存のサービス内容を変更せずに事業を譲り受け、同社が仕入先であるMVNEなどへの支払いやエンドユーザーへの請求/サポートを一貫して行う他、カスタマーサポートなど運用/保守面についても対応するため運用コストを削減できる。
既存ユーザーは引き続きサービスを同一内容同一品質にて利用し続けられるため、事業譲渡によるクレームや風評被害も最小限に抑えられるとしている。
関連記事
- メイン利用のMVNOはOCN モバイル ONEとIIJmioが増加、満足度は? MMDの調査より
MMD研究所が「2022年9月MVNOのシェア・満足度調査」の結果を発表。メイン利用の通信サービスは2022年2月調査と変化がない一方、割合は「OCN モバイル ONE」が増加した。総合満足度とNPSは「mineo」がトップとなっている。 - MVNOの通信品質調査でOCN モバイル ONEが満点 MM総研が8サービスで比較
MM総研は、10月13日に「MVNOネットワーク品質調査(2022年9月時点)」の結果を発表。最高得点は「OCN モバイル ONE」で、アプリダウンロードでの一部事業者を除き、ほぼ快適に利用できる水準にあることが分かった。 - MVNO市場は回復基調に、シェアはIIJが1位 MM総研の調査から
MM総研は、6月23日に「国内MVNO市場調査(2022年3月末時点)」の結果を発表した。独自サービス型SIMの回線契約数は1259.4万回線(前年同期比0.2%減)となった。2022年3月末時点で独自サービス型SIM市場の事業者シェア1位はIIJ。 - ドコモのエコノミーMVNO、約75%が「全く知らない」 MMDの調査より
MMD研究所は、2月22日に「ドコモのエコノミーMVNOに関する調査」の結果を発表。認知は24.4%で、検討者が魅力に感じている点は「低容量/低価格」「ドコモと同じ通信エリア」「dポイントがたまる」など。 - MVNOサービスの回線数が約19%減 サブブランドやahamoなどの影響受け
MM総研が発表した「国内MVNO市場調査(2021年9月末時点)」によると、独自サービス型SIMの回線契約数は1239.5万回線と前年同期比19.3%減に。2021年3月末調査に続き、二半期連続で前年同期を下回る結果となった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.