MagSafe対応アイテムでiPhoneのカメラが数段レベルアップ 非対応機種でもOKなワザまで解説(1/2 ページ)
MagSafeのいいところは、磁石でくっつけるだけなので着脱が簡単なこと。さらに円形のエリアがしっかり定められているので位置決めがしっかりできることかと思う。磁石だけなので不用意な衝撃ではずれやすいってのは考慮すべきだけど、使って見ると実に便利なのだ。
MagSafeのいいところは、磁石でくっつけるだけなので着脱が簡単なこと。さらに円形のエリアがしっかり定められているので位置決めがしっかりできることかと思う。磁石だけなので不用意な衝撃ではずれやすいってのは考慮すべきだけど、使って見ると実に便利なのだ。
前回に引き続き、MagSafeを使って撮影を簡単にレベルアップする話。
SnapGripセットで見るMagSafeの活用
まず前回紹介したSnapGripのオールインワンキットから。SnapGrip単体でも購入できるが、それ以外にMagSafeを使ったアイテムも用意されていて、オールインワンキットもある。価格はAmazon.co.jpで2万3800円。
内容物はこの通り。
SnapGripの他、LEDリングライトのSnap Light、セルフィースティックのSnapPod、マグネットステッカーだ。
SnapGripやSnapPodは背中もMagSafe対応になっており、MagSafe機器を重ねて装着することができる。
Snap LightはUSBで充電できるリングライトで明るさは4段階。
背面にMagSafeで装着して正面を照らすライトにすることも、発光部を180度回転させることができるので、自撮り時も使える。
残念なのは、LEDの光の色。人を撮るのがメインならまっ白ではなく、もうちょっと暖色系の方がよかったかと思う
背面のライトとして使うときは、特に超広角時は注意。少々分厚いのでSnapGripなどを経由すると、超広角で撮ったとき思い切りかぶってしまう(iPhone 14 Proの場合)。まあこれは使うiPhoneの機種次第だけど。
MagSafeの三脚マウントは超便利
と、LEDライトの話から始めてしまったけど、SnapGripに次いで役立つアイテムといえば、MagSafeマウント。
たいていのスマホ用自撮り棒やミニ三脚はバネの力でスマホを挟み込んで止めるクランプ式だけど、あれはけっこう着脱がめんどくさいし力もいる。MagSafeならピタッとくっ付けるだけで済むから着脱が超楽チンなのだ。これはすばらしい。
SnapGripシリーズのSnapPodはシンプルなMagSafe対応のiPhoneマウントとミニテーブル三脚兼グリップのセット。
ただ、SnapPodに付属する三脚はちょっと脆弱(ぜいじゃく)なので(その分手軽で軽いけど)、もうちょっとしっかりしたグリップとしても使えるテーブル三脚がおすすめだ。
今回は手元にあったマンフロットの「PIXI ミニ」に付けてみたが、センターポールが伸びて自撮り棒的にも使える製品もあり、探せばいろいろだ。
特に適当な自撮り棒に装着し、もう一方の手でSnapGripを持ってワイヤレスリモコンとして使うのはおすすめだ。
これはおすすめ。
ただ、これは磁石でぺたんと付けるだけなので、アクティブモードで動きながら動画を撮りたいとか、飛んだり跳ねたり走ったり振り回したりしたいときは心もとない。特に長い棒に付けて高いところから撮ろうとか考えていると、枝にぶつけて落としたりする。
そういう人におすすめのMagSafeマウントもある。ゴリラポッドで有名なJOBYの「MagSafe対応グリップタイトマウント」だ。
見ての通り、少々デカいけど、MagSafe+クランプという2段構えなので、ちょっと撮りたいときはMagSafeでさくっと、しっかり固定したいときはMagSafe+クランプでがっしり留められるのがいい。クランプ部分は邪魔くさいこともあるけど、ここは回転するので邪魔にならない方向でうまく付けるべし。
MagSafe式バンカーリングがあると持ちやすい
iPhoneを片手で楽に保持するためのアイテム「バンカーリング」(スマートフォンリングとも呼ばれている)。これ、普通はケースに粘着テープで貼り付けちゃうのだけど、それをやるとMagSafeが使えなくなる。
でも世の中にはMagSafeでくっつくバンカーリングもあるのだ。
私が使っているのは、トリニティさんに提供いただいたMagSafeリングスタンド「MagRinCam」。MacBookに装着すれば連係カメラ(MacOS Venturaで搭載された、iPhoneをオンライン会議などのカメラとして使う機能)にも対応するんだけど、普通にリングとして使っている。
MagSafe対応がよいのは、必要に応じて着脱可能なこと。そしてその時々で自由な角度で付けられること。
片手持ちで撮影したいとき、これがあるとしっかりホールできてよいのだ。
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