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Samsung、「Galaxy S23」シリーズ向けゼロクリック攻撃防御機能「Message Guard」発表 他のGalaxyにも展開予定

Samsungはゼロクリック攻撃をサンドボックスで防ぐ「Message Guard」を発表した。まずは「Galaxy S23」シリーズに搭載するが、年内に他のGalaxyシリーズにも展開していく計画だ。

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 韓国Samsung Electronicsは2月17日(現地時間)、Galaxyシリーズ向けのゼロクリック攻撃防御機能「Message Guard」を発表した。まずは最新の「Galaxy S23」シリーズに搭載し、年内に他のGalaxyシリーズ(UI 5.1以上搭載が条件)にも展開していく計画だ。

 ゼロクリック攻撃とは、ユーザーがリンクや添付ファイルをクリックすることで端末にマルウェアをインストールするサイバー攻撃とは異なり、そうしたユーザーの「クリック」が「ゼロ」でもマルウェアをインストールできてしまう攻撃。

 メッセージングアプリの脆弱性などを悪用してマルウェアを潜入させる。届いた画像ファイルをユーザーがクリックしなくても、アプリが画像を処理するだけでマルウェアをインストールしてしまう。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 Message Guardは「サンドボックス」の一種で、ファイルが届くとそれをまず隔離した状態で処理する。対応するファイル形式は、PNG、JPG/JPEG、GIF、ICO、WEBP、BMP、WBMP。

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 この処理作業はバックグラウンドで実行するので、ユーザーは何もしなくていい。

 この機能は、現在は「Samsung Messages」と米Googleの「メッセージ」で動作するのみだが、将来的にはサードパーティのメッセージングアプリでも動作するようになる見込み。

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