Huaweiが2年ぶりの「P」、「P60」「P60 Pro」「P60 Art」発表
Huaweiは2年ぶりの「P」シリーズ、Huawei P60、Huawei P60 Pro、Huawei P60 Artを発表した。10速可変絞り対応のメインカメラを搭載。P60 Proの中国での価格は6988元からだ。
中国Huaweiは3月23日(現地時間)、「P」シリーズの最新モデル「Huawei P60」を発表した。Huawei P60、Huawei P60 Pro、Huawei P60 Artの3モデル。2021年9月発表の「Huawei P50 Pro」の後継に当たる。中国では30日の発売だ。日本での発売予定などはまだ不明。
3モデルとも、ディスプレイは6.67型LTPO OLED(解像度1220×2700ピクセル、リフレッシュレートは〜120Hz)で、ディスプレイ内に指紋スキャナーを内蔵する(顔認証もサポート)。
P60 Proの主なスペックは、プロセッサは米QualcommのSnapdragon 8+ Gen 1、メモリ/ストレージは8GB/256GBか12GB/512GBの2択。アウトカメラは4800万画素のメイン、1300万画素の超広角、4800万画素の望遠のトリプル構成で、インカメラは1300万画素の1台。バッテリーは4815mAhで無線充電に対応する。5Gには非対応だが、中国では衛星通信に対応する。本体はRococo Pearl、Violet、Black、Greenの4色。
メインカメラは「Ultra Lighting Camera」と表記されている。シーンベースの自動切り替えを備えたf/1.4〜f/4.0の10速可変絞りを提供するRYYBセンサーとOISを備え、最適な量の光を取り込むとしている。
Artモデルはケースがアーティスティックなデザインになっているだけでなく、アウトカメラの超広角が4000万画素に、バッテリーは5100mAhに強化されている。
中国での販売価格は、P60は4488元から、P60 Proは6988元から、P60 Artは8988元からとなっている。
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