au PAY、マイナンバーカードを利用した本人確認に対応 ATM出金も可能に
銀行ATMでau PAY 残高の入出金などを行う際に必要となるau PAY アプリ上での本人確認が、マイナンバーカードで行えるようになった。ローソン銀行ATMとセブン銀行ATMでau PAY残高を引き出せるサービスも開始する。
KDDIとauペイメントは、6月12日にau PAY アプリ上でマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認への対応を開始した。
au PAYでは銀行ATMでのau PAY 残高の出金、銀行からau PAY 残高へのチャージなど、一部の機能の利用には事前の本人確認手続が必要となる。これより、従来の顔写真や本人確認書類の撮影での本人確認に加えて、マイナンバーカードを利用した本人確認にも対応し、最短で当日中に本人確認が完了する。
マイナンバーカードを所有する15歳以上のユーザーが利用でき、本人確認の審査完了までは数日程度時間がかかる場合がある。対応機種はiOS 11.0/Android 6.0以上のiPhone/スマートフォン。
操作方法は、本人確認のページに進んだら準備する内容を確認して「次へ進む」をタップし、本人確認に利用する証明書として「マイナンバーカード」を選択。年齢確認画面で該当の選択肢をタップし、本人確認の流れを確認して「本人確認へ進む」をタップ。マイナンバーカードの署名用電子証明書番号を入力して「次へ」をタップし、マイナンバーカードをスマートフォンに近づけて読み取り、表示された情報が問題ないか確認して「登録する」をタップする。
また、同日からau PAY 残高の出金手段としてローソン銀行ATMとセブン銀行ATMでau PAY残高を引き出せるサービスを開始。1回あたり1000円単位で出金でき、月間/1回あたりの出金限度額は5万円で出金には220円/回の手数料がかる。サービスの利用には本人確認の完了とau PAY 暗証番号の設定が必要だ。
なお、au PAY 残高からauじぶん銀行に手動で払出を行う際にかかる手数料も7月4日以降に220円/回へ変更となる予定。au PAY 残高からauじぶん銀行への自動払出は引き続き手数料無料で利用できる。
関連記事
- 新型マイナンバーカード、2026年に発行へ 券面デザインの見直し iOSへの搭載は検討継続
政府は「デジタル社会の実現に向けた重点計画」をデジタル庁のサイトで公表し、新しいマイナンバーカードを検討していることを明らかにした。機能拡充と安全安心対策などをまとめている。券面デザインの見直しやiOSへの搭載の継続的な検討などを盛り込んだ。 - au PAY カード、抽選で1000人に1万Pontaポイントが当たるキャンペーン
auフィナンシャルサービスは、4月24日〜6月30日に「1万ポイントが当たる!au PAY カードでお買い物♪」を開催。エントリーしてau PAY カードを5000円以上(税込み)利用すると抽選で1000人に1万Pontaポイントが当たる。 - 「au PAY カード」アプリ提供 利用明細やキャンペーン情報が分かる
KDDIは3月28日、au PAY カード利用者向けアプリ「au PAY カードアプリ」の提供を始めた。利用明細や利用可能額などを閲覧でき、キャンペーン情報の確認もできる。 - auじぶん銀行の預金口座数が500万口座を突破 ゴールドステージ到達が4倍に
auじぶん銀行の預金口座数は、12月12日時点で500万口座を突破。円普通預金金利がアップする「auまとめて金利優遇」提供開始後、適用条件となる取引を行うユーザーが1.7倍に増加した。 - au PAY、毎月5のつく日&8日に最大5%還元の「たぬきの吉日」開催 UQ mobileも対象
KDDIは、12月1日から毎月5のつく日と8日に「たぬきの吉日」を開催。auとUQ mobileユーザーへ、対象加盟店でau PAYのポイント還元率が最大5%となる特典を提供する。 - 「au PAY」のクーポンがリニューアル 小規模店舗でも配信可能に
KDDIが「au PAYアプリ」のクーポン機能を10月19日にリニューアルする。それに合わせて、加盟店向けの新サービス「au PAY グロースパック クーポン」の提供も開始される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.