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「Xperia 1 V」のカメラで注目すべき2つの進化 新型センサーの高感度性能はめちゃスゴかった荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

「Xperia 1」シリーズもとうとう5代目、「Xperia 1 V」が発売された。ぱっと見は「Xperia 1 IV」とあまり変わらないものの、メインカメラのCMOSが強化され、アスペクト比も変化した。さらに「Photography Pro」が縦持ちでも使えるようになった! これは最大の強化といっていいだろう。

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新型センサーの高感度性能はめちゃスゴかった

Xperia 1 V レビュー
Photography Proで撮影

 ではいろいろと撮ってみる。恒例のガスタンクを超広角から。

Xperia 1 V レビュー作例
超広角カメラでガスタンク
Xperia 1 V レビュー作例
広角カメラでガスタンク
Xperia 1 V レビュー作例
2xのデジタルズームでガスタンク

望遠ズームは3.5x〜5.2xが光学ズーム。

Xperia 1 V レビュー望遠
3.5x〜5.2xは光学ズームで撮れる
Xperia 1 V レビュー望遠
3.5x(85mm相当)でガスタンク。細いワイヤもばっちり
Xperia 1 V レビュー望遠
5.2x(125mm相当)でガスタンク

 その上はデジタルズームで最高で15.6x(375mm相当)になる。

 風景の次は人。AF-ONをタップすると瞳をしっかり捉えてくれる。このモードは水準器を表示したり、シャッタースピードやISO感度の表示もしてくれたりするので、カメラ慣れしている人には実に安心感があってよい。

Xperia 1 V レビュー
AF-ONにすると瞳を見つけて緑の枠で示してくれる

 せっかくなので室内にtえ縦位置で1枚。

Xperia 1 V レビュー
室内でも滑らかできれいに撮れるのだった

 次は動物編。猫でも瞳AFが効くのだ。

Xperia 1 V レビュー
動物でも瞳AFがOKなのはうれしい。動きが速い猫を撮るべくシャッタースピードを上げてみた

 シャッタースピード優先で1/250秒にしたのは猫と戯れたかったから。猫は動きが速いから室内でもそれなりのシャッタースピードで撮りたい。さらに連写モードにして遊びながら連写した中の1枚がこちらだ。最高で秒30コマの高速連写を駆使である。ちなみに猫が手を出そうとしているのはトウモロコシの葉。

Xperia 1 V レビュー
猫と遊びながら高感度高速連写。高感度でも画質はOK

 Xperia 1 Vには一眼レフカメラ「α7」譲りの技術が……というけど、このAF性能はまぎれもなくそうだと思う。さらに暗い場所で撮ったらISO6400という高感度になったのだけど、画質に破綻なし。マジでこの新型センサーは速くて暗所に強いのだ。

Xperia 1 V レビュー
妙なポーズが撮れた。ISO6400と超高感度だけどしっかり撮れている。これは素晴らしい

 暗所といえばやっぱ夜だよね、ということで夜の散歩。夜、BASICモード(とAUTOモード)ではかなり暗くなると自動的に「ナイトモード」になる。ナイトモードではスマホらしく連写+合成でノイズが少ない写真を作ってくれるのだが、ここで暗部を持ち上げて明るい写真にしようとしないところが、カメラメーカーでもあるソニーらしいところだ。

Xperia 1 V レビュー
とても暗い住宅街の公園で。自動でナイトモードになった(月アイコンの色が変わっている)
Xperia 1 V レビュー
カメラメーカーが作る夜景写真って感じの明るすぎない良い夜景だ

 静止画編の最後は、スマホで良く撮る被写体シリーズってことで花とランチ。花はこの季節ならではのアジサイだ。

Xperia 1 V レビュー
色もいいけど雨上がりならではの水滴がいい感じである

 料理はチキン&ライス。チキン&ライスを頼んだら本当にチキン&ライスが出てきたという素晴らしい展開だったのだった(別途ミニサラダはついています)。

Xperia 1 V レビュー
見たまんまで恐縮だがチキン&ライス

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