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Apple、iOS、iPadOS、macOSに“緊急セキュリティ対応”の「16.5.1(a)」をリリース
Appleは、iOS、iPadOS、macOS向けに「緊急セキュリティ対応」の配信を開始した。積極的に悪用された可能性がある1件の脆弱性に対処するものだ。
米Appleは7月10日(現地時間)、iOS、iPadOS、macOS向けに「緊急セキュリティ対応」の配信を開始した。
緊急セキュリティ対応は、5月から提供されるようになった「新しい種類のソフトウェアリリース」。ソフトウェアアップデートの合間に、セキュリティに関わる重要な改善点を配信するものだ。つまり、配信されたらなるべく早く適用すべき更新といえる。
今回の配信は、iOSとiPadOSのバージョンは「16.5.1 (a)」、macOSは「Ventura 13.4.1 (a)」となっている。
Webコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性がある脆弱性(CVE-2023-37450)に対処する。
「この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識している」としている。
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