ポケモンGO、新機能「ルート」を提供 他のトレーナーが歩んだ道をたどれる
米Nianticの位置情報ゲーム「ポケモンGO」が、新機能「ルート」を提供開始。北海道札幌市や宮城県石巻市など、自治体がおすすめの場所を選定した「公式ルート」も登場する。
米Nianticは、7月21日に位置情報ゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」へ新機能「ルート」を提供開始した。
本機能ではお気に入りの景色を見せる経路を設定したり、他のトレーナーが歩んだ道をたどったりすることが可能。ルートの作成は、まずスタート地点にするポケストップまたはジムを選び、記録を押してルートのマッピングを開始。ルートの情報を入力して審査のために送信し、承認されると他のトレーナーがユーザーの設定したルートをたどれるようなる。ルートの探索は「付近のようす」メニューからルートタブをチェックすれば、地元のルートを表示できる。
また、日本各地の自治体がポケモンGOをプレイする際におすすめの場所を選定した「公式ルート」も登場。第1弾には北海道札幌市、宮城県石巻市、静岡県浜松市、大阪府吹田市、福岡県太宰府市が参加する。
北海道札幌市は、さっぽろテレビ塔から札幌二条市場までのルート「札幌の中心部にある観光名所を歩いて回ろう」、宮城県石巻市は、みやぎ宮城応援ポケモン「ラプラス」のポケふたマンホールから始まる「街なか探索:石巻の復興した街を歩こう!」、静岡県浜松市は友愛の鐘から始まる「『音楽の都』浜松で味わう芸術文化ルート」、大阪府吹田市は健都ライブラリーから始まる「健都ヘルシーウォーク」、福岡県太宰府市は客館跡展望所から始まる「令和の都だざいふ周遊コース」。今後も地方自治体からの公式ルートを追加していく。
本機能の追加を記念し、新イベント「新たな道しるべ」を開催。ちつじょポケモンの伝説のポケモン「ジガルデ」が、「スペシャルリサーチ」の「新たなる道の探索」に登場する。特定のポケモンが野生でいつもより多く出現し、色違いの「ヤングース」と出会いやすくなる他、イベントボーナスなども取得可能。ルートの探索にはさまざまなボーナスが用意され、初めてルートを最後まで歩くと新たな「ルートバッジ」が獲得できる。
関連記事
- 「Pokemon Sleep」7月下旬リリース 「Pokemon GO Plus +」との連携で特別なピカチュウが登場
ポケモンは、7月下旬にiOS/Android向け睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」をリリース。デバイス「Pokemon GO Plus +」と連携すると「ナイトキャップをかぶったピカチュウ」が出現し、サポートしてくれる。 - 「Pokemon GO Fest 2023:大阪」の詳細発表 ほうせきポケモン「ディアンシー」が初登場
米Nianticの位置情報ゲーム「ポケモンGO」が8月4日〜6日に大阪で「Pokemon GO Fest」を開催。ほうせきポケモンの「ディアンシー」が初登場し、イベント限定「スペシャルリサーチ」のストーリーで出現する。 - 「ポケモンGO」のWebストア開設 ポケコインも値下げ
米Nianticの位置情報ゲーム「ポケモンGO」が「Pokemon GO Web Store」を開設。期間限定セールやWeb限定のボックス、限定オファーなどを取り扱う。あわせて、ゲーム内の価格も調整され、ポケコインの価格が値下がりした。 - 睡眠記録アプリ「Pokemon Sleep」が今夏登場 「Pokemon GO Plus +」との連携も
ポケモンは、今夏にアプリ「Pokemon Sleep」をリリース。スマホを枕元に置いて眠ったユーザーの睡眠パターンを分類し、同じような睡眠パターンを持つポケモンを集められる。 - Samsung、ポケモンケース版「Galaxy Buds2」を韓国で発売
Samsung Electronicsは、無線イヤフォン「Galaxy Buds2/Buds2 Pro」の特別版を韓国で発売する。Pokemon Goの人気キャラ、カビゴン、メタモン、プリンの3種類のケースだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.