京セラの法人向け高耐久スマホ「DuraForce EX」が2024年1月下旬以降に登場 ドコモとソフトバンクからも発売:初めての日本向けモデル
京セラの高耐久スマホ「Duraforce」の最新モデルが、2024年1月下旬以降に発売される。同ブランドとしては初めて日本市場を想定して開発されたことが特徴で、バーコード読み取り機能や電源を切らずに電池着脱と交換を行える「バッテリー交換機能」などを備える。同社の他、NTTドコモとソフトバンクを通した販売も行われる
京セラは2024年1月下旬以降に高耐久スマートフォン「DuraForce EX」を発売する。同社の他、NTTドコモとソフトバンクも同時期に法人向け端末として本モデルのキャリア版を発売する予定だ。
本製品はリム構造や放熱設計など京セラの高耐久技術を導入し、21項目のMIL規格に準拠。コンクリートに落下させるなどの独自試験や泡ハンドソープでの洗浄試験もクリアし、約5.8型ディスプレイには2段の強化層で割れにくい「Dragontrail STAR2」を採用している。
連続読み取りや複数同時読み取り、データ転送などの連携も可能なバーコード読取りアプリを搭載し、電源を切らずに電池着脱と交換ができる「バッテリー交換機能」も利用できる。事前設定したアプリの即時起動や着信応答など可能な2つの専用ダイレクトボタンを備え、グローブ装着時でも操作できる。
顔認証と指紋認証に対応し、最大2回のOSバージョンアップや定期的なセキュリティアップデートも実行。一定回数ロック解除を失敗した場合に機種本体の初期化を実行する設定ができるローカルワイプ機能で、機種紛失時にも情報漏えいのリスクが軽減できる。
OSはAndroid 13、プロセッサはDimensity 700、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は4270mAh。VoLTE、FMラジオ、おサイフケータイをサポートする。サイズは約77(幅)×163(高さ)×14.8(奥行き)mm、重量は約248gとなる。
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