Huawei、折りたたみ端末「Mate X5」発表 3月発表の「X3」とサイズは変わらず
Huaweiは、3月に発表した「Mate X3」の後継に当たる折りたたみ端末「Mate X5」を発表した。中国で9月中に発売の見込み。スペックはX3とほぼ同じだが、5G対応になるのではないかとみられている。
中国Huaweiは9月8日(現地時間)、折りたたみ端末「Huawei Mate X5」をWeiboの公式アカウントで発表した。
3月に発表したばかりの「Mate X3」の後継に当たる。発表されたスペックを比較すると、サイズやカメラ構成はX3と変わらず、バッテリー容量が増え(その分数グラム重くなり)、カラーバリエーションが増えた程度だ。
最近発表した「Mate 60 Pro」同様にスペック表にプロセッサの記述がないが、中国メディアなどによると双方ともに5G対応の「Kirin 9000s」を搭載するとみられている。
このSoCは正式には発表されていないが、7nmプロセスで中国SMICが製造しているという。
プロセッサ以外の主なスペックは、外側のディスプレイは6.4型の有機EL(1080×2504ピクセル、120Hz)、内側(開いた状態)は7.85型のフレキシブル有機EL(2224×2496ピクセル、120Hz)。サイズは開いた状態で156.9×141.5×5.3mm、重さは243gか245g(筐体の素材による)。
インカメラは5000万画素の広角、1200万画素のテレフォト、1300万画素の超広角のトリプル、インカメラは800案画素の広角のデュアル。メモリとストレージは12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TBの3択で、SIMスロット経由で256GBまで拡張可能。バッテリーは5060mAhで無線充電に対応する。色は黒、白、紫、緑、金の5色展開だ。
中国では9月に発売の予定。価格は発表されていない。
関連記事
- “世界最薄折りたたみスマホ”の頂上決戦 「HONOR Magic V2」vs「HUAWEI Mate X3」
HONORが2023年7月に中国で発売した「Magic V2」は中国で大人気のモデルとなり、9月にはグローバル投入も発表されました。3月に発表され世界最薄最軽量モデルとして人気を高めたHuaweiの「Mate X3」のサイズを一気に抜き去ったのです。今回は両者の比較も行ってみました。 - Huawei、「Mate 60 Pro」をひっそり発表 仕様ページにプロセッサの記述なし
Huaweiはフラグシップモデル「Mate 60」シリーズを中国Weiboへの投稿で発表した。仕様ページにプロセッサについての記述はなく、5Gに対応するかどうかは不明だ。 - “世界最薄折りたたみスマホ”「HUAWEI Mate X3」はどれだけ薄い? 実際に触ってみた
Huaweiが2023年3月に発表した「Mate X3」は折りたたみスマートフォンの概念を完全に覆してしまうほど仕上がりが素晴らしい製品です。HuaweiによるとMate X3は「世界最薄折りたたみ」モデル。実際に触ってみると、その薄さに感動すら覚えました。 - HONOR、パーティバッグのような超薄折りたたみコンセプト「V Purse」を披露
HONORは「IFA 2023」の基調講演で、女性のパーティバッグのような超薄な折りたたみ端末「V Purse」のコンセプトを披露した。ストラップを直接付けてショルダーバッグのように持つこともできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.