iPhone 15シリーズをお得に買う方法【2023年10月】Apple Storeがおすすめ、キャリアで購入する場合は?(2/3 ページ)
9月22日にiPhone 15シリーズが発売されましたが、価格はiPhone 14シリーズよりさらに高くなりました。そこで今回はiPhone 15シリーズをお得に購入する方法を解説します。基本的にはApple Storeで購入するのがお得ですが、キャリアで購入する場合は必ず残価設定型のプログラムを利用しましょう。
各キャリアで購入する場合
ここからは各キャリアでお得に購入する方法を解説します。個人的にはApple Storeで買った端末に自分でSIMカードを差し替えるのがオススメですが、どうしてもキャリアで買いたい人は残価設定型のプログラムを利用しましょう。各キャリアで実施中のキャンペーンも確認してください。
ドコモでお得に買う方法
まずはドコモにおけるiPhone 15シリーズの価格とお得な購入方法を解説します。
ドコモにおけるiPhone 15シリーズの価格はApple Storeより高いです。よって、基本的に端末はApple Storeで買い、自分でSIMを差し替えて使いましょう。ドコモはSIMカードの種類や制限がほぼないので、多くの場合でSIMカードを差し替えるだけでそのまま使えます。
ただし、どうしてもドコモで買いたい、ドコモショップでサポートが必要という人は「いつでもカエドキプログラム」を利用して買いましょう。いつでもカエドキプログラムを簡単に説明すると、端末を24回払いで購入し23回支払い後に端末を返却すると、24回目の支払額が免除される仕組みです。実際は24回目以降も使えたり22回目までに返却できたりと複雑なのですが、ざっくり「2年後に端末を返却すると端末が安く買える仕組み」と覚えておけば問題ありません。
いつでもカエドキプログラムを利用すれば、iPhone 15(128GB)は実質7万5570円とApple Storeより安く購入できます。2年後に返却が必要ですが、ドコモで買うならプログラムの利用はもはや必須です。なお、iPhone 15シリーズは基本的に1年で返却する「いつでもカエドキプログラム+」も対象ですが、使用期間はいつでもカエドキプログラムの半分になる割に、価格差はそれほどありません。個人的にはいつでもカエドキプログラムの方がオススメですね。
また、他社から乗り換え時にiPhone 15またはiPhone 15 Plusを購入すると、店舗なら2万2000円割引、オンラインショップならdポイントが2万ポイント還元されます。ただし、オンラインショップは「購入時に利用者が22歳以下の場合」または「eximoを契約する場合」のみです。
auでお得に買う方法
続いてはauにおけるiPhone 15シリーズの価格とお得な購入方法を解説します。
auの通常価格もApple Storeより高いため、端末はApple Storeで買い、自分でSIMを差し替えて使うのがお得です。ただし、前述したようにauは4G LTE用のSIMが5G端末で使えないなどの制限もあるので、よく分からない人は事前に店舗で確認した方がいいでしょう。SIMカード交換には手数料3850円がかかりますが、それを加えてもなおApple Storeで買う方がお得です。
どうしてもauで買う場合は「スマホトクするプログラム」を利用しましょう。スマホトクするプログラムはいつでもカエドキプログラムとほぼ同じ仕組みで、ざっくり言えば2年後に端末を返却することで端末が安く買える仕組みです。iPhone 15シリーズも端末価格が約半額になるうえに、11月30日までは実質負担額が5060円お得です。
さらに、auは「au Online Shop お得割」「5G機種変更おトク割」「iPhone機種変更おトク割(4G)」というキャンペーンが利用できます。「au Online Shop お得割」により、新規契約なら1万1000円、MNPなら2万2000円が割引されるので、新規契約、MNPでの購入はオンラインショップがお得です。
機種変更の割引は通常は「5G機種変更おトク割」による5500円ですが、直近の購入機種が5G非対応iPhone(iPhone 11シリーズやiPhone SE 第2世代以前のiPhone)であれば、11月30日までは「iPhone機種変更おトク割(4G)」で5500円増額され、合計1万1000円引きで購入できます。ただし、「対象の料金プランを契約中であること」「有料オプションの故障紛失サポートを契約すること」「直近の購入機種を12カ月以上利用中であること」というやや厳しめの条件があるので注意してください。
ソフトバンクでお得に買う方法
ソフトバンクもドコモやauと同じで、通常料金はApple Storeより高いですが、「新トクするサポート」を利用すれば安く購入できます。
フトバンクで買う場合は「新トクするサポート」を利用しましょう。これもざっくり言えば2年後に端末を返却するのを前提に安く買える仕組みです。さらに、MNPなら「オンラインショップ割」により端末価格が2万1984円割引されます。オンラインショップなら事務手数料も無料なので、購入は店舗よりオンラインがお得です。
逆に、新トクするサポートを利用しないなら端末をApple Storeで買って自分でSIMを差し替えた方がお得です。なお、ソフトバンクはSIMカードの種類が細分化しており、以前はAndroidスマホ用のSIMカードはiPhoneで使えないなどの制限がありました。現在はほぼ解消しているものの、一部のSIMにはまだ制限が残っているという口コミもあるため、SIMを差し替えた後は念のため通話、データ通信やテザリングができるか確認しましょう。
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