サブ/オンラインブランドはiPhone、MVNOはAndroid利用率が高い MMDのOSシェア調査
MMD研究所が、11月21日に「2023年9月スマートフォンOSシェア調査」の結果を発表。メイン利用スマホのOSシェアはiPhoneが50.0%、Androidが49.7%で、iPhoneは10〜20代、Androidは60代の利用率が最多となった。
MMDLaboが運営するMMD研究所は、11月21日に「2023年9月スマートフォンOSシェア調査」の結果を発表。対象は18〜69歳の男女4万人で、調査期間は9月22〜27日。
調査対象のうち、メインで利用しているスマートフォンの機種を把握している3万4564人へ利用しているOSについて聞いたところ、「iPhone」が50.0%、「Android」が49.7%、「その他」が0.3%となった。年代別ではiPhoneは10代女性が最も多く84.9%、次いで20代女性が81.9%、10代男性が78.8%となり、Androidは60代男性が最も多く62.4%、次いで60代女性が60.9%、50代男性が60.7%となった。
これを契約している通信サービス別に見ると、iPhoneはオンライン専用プランが最も多く61.9%、次いでキャリアサブブランドが55.7%で、AndroidはMVNOが最も多く63.0%となった。
メインで利用している端末のシリーズを聞いたところ、iPhoneユーザーは「iPhone SE(22.6%)」「iPhone 13(17.6%)」「iPhone 12(16.8%)」となり、Androidユーザーは「AQUOS(28.0%)」「Xperia(21.2%)」「Galaxy(14.1%)」となった。また、次回購入したいスマートフォン端末のシリーズを聞いたところ、iPhoneユーザーは「iPhone 15(53.1%)」「iPhone SE(19.6%)」「iPhone 14(9.8%)」となり、Androidユーザーは「Xperia(27.1%)」「AQUOS(26.7%)」「Galaxy(13.0%)」となった。
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