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KDDIとスペースX、スマホで直接通信できる衛星6機を打ち上げ 圏外エリアの通信サービスを2024年内に提供予定
KDDIとスペースXは、衛星とスマートフォンの直接通信サービスを可能とするStarlinkの衛星6機を打ち上げたと発表。空が見える状況であれば、圏外エリアでも通信ができるサービスを2024年内に提供開始する予定だ。
KDDIとスペースXは、1月4日に衛星とスマートフォンの直接通信サービスを可能とするStarlinkの衛星6機を打ち上げたと発表した。
直接通信衛星はStarlinkで使用中のv2 mini衛星を応用し、累計280回超の打ち上げ実績を有するロケット「Falcon 9」の打ち上げに対応。大型フェーズドアレイアンテナを搭載し、スペースX開発の無線装置などで常時高速移動する衛星とも通信を可能とする。既存のStarlink衛星群と衛星間通信し、近くに地上局のないエリアでも利用できるという。
これよりStarlinkとau通信網を活用し、空が見える状況であれば圏外エリアでも通信ができるサービスを2024年内に提供開始予定。直接通信サービスは専用機器やアプリダウンロードなどを必要とせず、既存のスマートフォンでSMS、音声通話、データ通信を利用できる。
また、KDDIは今後スペースXやT-Mobileなど本サービスを提供予定の通信事業者と衛星の技術検証も実施するとしている。
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