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iOS版「詐欺ウォール」で警告画面を変更、検知カテゴリーに「危険性の高いアダルトサイト」新設
BBソフトサービスは、iOS版「詐欺ウォール」をアップデート。警告画面上で検知カテゴリーの詳細を把握できるようになり、警告画面のカテゴリーではを新設するなど細分化を実施した。
BBソフトサービスは、1月23日にiOS版「詐欺ウォール/Internet SagiWall」をアップデートした。2023年10月に実施したWindows版アップデートと同様のもので、順次Android版、Mac版でも行う予定。
アップデート後は、警告画面上で検知カテゴリーの「?」アイコンをタップするとカテゴリの説明を読めるようになり、「どんな詐欺サイトを検知したか」「どのような危険性があるのか」を把握できるようになった。
また、警告画面のカテゴリーでは「危険性の高いアダルトサイト」を新設。「偽販売/違法販売」のカテゴリーは、主に金銭だけ搾取して商品を送ってこない、または粗悪品を送ってくる「偽販売サイト」と、コピー商品を販売している「偽ブランド販売サイト」で分割した。
詐欺ウォールは、詐欺サイトを瞬時に検知して警告する国内ネット詐欺対策専用ソフト。クレジットカードなど個人情報や金銭を詐取する目的で生成された詐欺サイトを、ブラックリスト検知エンジン、ヒューリスティック検知エンジン、AI検知エンジンの3つのエンジンで検知する。
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