タフネススマホ「TORQUE G06」のカメラはあれこれ遊んでみよう アウトドアカメラとして面白い!:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)
今や希少なタフネススマホである京セラの「TORQUE」。2023年10月に久々の新機種「TORQUE G06」が投入されたので、カメラ機能をあれこれ試してみよう。
画質は「少し昔のカメラ」っぽい?
では、最後に簡単に画質チェックを。
当然顔検出機能はあり。
通常のフォトモードとポートレートモードを続けてどうぞ。
さらにツインLEDがあるので夜景でも撮ってみた。
ちょっと暗所は苦手かな。条件が悪いとくすんだりノイズがのったりしやすい。
じゃあもっと暗いところでナイトモードだ。ナイトモード時はちょっと時間がかかるけど、悪くない。ここかなり暗かったし。
続いて料理。部屋の明るさや皿の色にかなり引っ張られる感じ。
撮りたいところをタップすればそこに明るさを合わせてくれるし、さっと明るさの補正もできるので、対応はできる。
最後は見栄えのするヤツで、機関車の動輪と斜めに切った木にサンタクロースをあしらったオブジェ(こちらはポートレートモードで)。
アウトドアカメラとして楽しむなら面白い!
TORQUE G06は単に頑丈なだけじゃなくて、アウトドアでの活用を考えたカメラ機能が用意されているのがいい。
わたしは自転車によく乗るので、自転車対応のアクティビティーが実に面白い。こういうアクティブ系ならではのオーバーレイ機能はもっとあってもいいかもしれない。
「Text Overlay」機能も対応するのは動画のみなのが残念。フィールドワーク中の写真にひとことメモを付けておきたいことってあるから。
ただ、画質はもうちょっとがんばってほしかったかな、とは思う。センサーサイズも大きくなさそうなので、その性能もあるだろうが、その辺をコンピュテーショナルフォトグラフィーでカバーしていくのがトレンドなので。
(モデル:長谷川実沙)
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