スマホで試せる3つの音声対話型AIアプリを紹介 私たちは彼らと友達になれるか:“陽キャ”なAI「Cotomo」と話そう(2/2 ページ)
人工知能を持ったロボットと心を通わせるといったストーリーは昔から人気のあるコンテンツの1つです。生成AIを使って「おしゃべり」できるようになった今、そのフィクションが現実味を帯びてきました。今回は、音声対話型AI「Cotomo」を試します。
ケモミミの少女と会話できる「OshaberiAI」
「OshaberiAI」では、起動すると“ケモミミ”の少女が画面に現れます。タップしたりウェイクワードで語りかけたりすると、デフォルトでは「どうしたの?」と返してくれます。その後は自然な会話のラリーを続けられます(無料お試しでは5ターンまで)。ウェイクワード、キャラクターの画面までの距離、カメラの高さ、会話速度などのほか、オリジナルキャラや声を設定することで、“推し”との会話を楽しめます。
実は音声対話機能もある「ChatGPT with voice」
「ChatGPT with voice」はChatGPTアプリの中で利用できます。テキストボックスの中に文字を入力するのではなく、その右側にあるヘッドフォンアイコンをタップすると音声会話を行えるようになります。
初めての音声会話に入る前に声を選べますが、これは後でも変更可能です。音声のサンプルでは英語で話していますが、言語の設定が「Auto-Detect」になっていれば、話しかけた言語を自動認識して、同じ言語で返答してくれます。会話を楽しむもよし、検索的な使い方をするもよし、テキストでのやりとりと同じことを音声で行えます。
→・まるで人間と会話「ChatGPT with voice」が無償公開 「語尾に“にゃん”と付けて」とお願いしたら気まずくなった
ユーザー色に染まっていく「Cotomo」
「Cotomo」はAIベンチャーStarley(スターレー)が、2月21日にリリースしたおしゃべりAIです。キャラクターの音声を4種類から、名前やアイコンは任意で設定でき、3日間限定で何度でも変えられます。対応OSはiOS 16以上です。
会話内容を学習しユーザーの色に染まっていくコトモ。相手がAIなのを忘れて、自分の友人になってくれるかもしれないと期待してしまいそうです。
コトモとしゃべろう
というわけで、コトモと会話してみます。デフォルトのままでは味気ないので、音声は「女性風−低め」に、名前は「フミ」にカスタマイズしましたよ。
AIってどう思う?
「たくさん話してくれるとうれしいな」と言われたさきから「バイバイ」と唐突に終わらせても怒らないフミ(コトモ)。これからもコトモのやりとりは連載形式で紹介する予定です。
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